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平成28年12月議会

◎國仲昌二君

12月定例会も、一般質問最終日でございます。それでは、通告に従いまして一般質問を行います。当局

には、丁寧でわかりやすいご答弁をよろしくお願いいたします。

まず初めに、市長の基本的な考え方についてお伺いいたします。1点目に、終了した事業についての検

証についてであります。市長は、マスコミとのやりとりの中で、既に終了した事業ではあるが、「疑惑が

どんどん出てきている」、「事実確認はしないのか」と事業を疑問視するマスコミに対し、「何で」、「今

さら問題にすることがわからない」と答えています。そこで、市長にお伺いいたします。市長は、終了し

た事業について、違法性や疑惑が指摘されたとしても、事業が終了している以上検証する必要はないとの

お考えなのか、お伺いいたします。

2点目に、仕事、業務を行う際の相手方の身分等の確認についてお伺いいたします。観光プロモーショ

ン事業において、市が一般社団法人まちづくり研究会宛てに内容証明郵便で資料を郵送し、受領したのが

Aさんであることを確認したという説明がありました。しかし、Aさんと同研究会の関係について質問し

たところ、「わからない。確認していない」ということでした。また、事業の執行において市と直接やり

とりしたというBさんについては、登記簿謄本に名前はなく、同研究会との関係性は確認できません。た

だ、誰からの紹介もなくいきなり担当課を訪ねてきたそうで、名刺に「事務局長」と書かれていたので、

信用したということです。民間等と仕事をする場合や契約した事業を執行する場合、相手方の身分やその

事業内容等の信頼性を確認する作業というのはどのように行っているのか、お伺いいたします。

3点目に、随意契約に関する考え方についてお伺いいたします。宮古島市契約規則では、工事または製

造の請け負いについては、予定価格が130万円未満などが随意契約可能であると規定されていますが、宮古

島市では高額の随意契約が数多く見受けられます。随意契約についての当局の考え方をお伺いいたします。

次に、大型公共工事についてお伺いいたします。まず1点目に、空港横断トンネル道についてお伺いい

たします。私の印象からすると、去る6月定例会において、空港横断トンネル道に対する一般質問がされ

た後、急に事業化に向けた話が出てきたような気がいたします。そこで、3点ほどお伺いいたします。1

点目に、空港横断トンネル道の話はいつごろから出てきたのでしょうか。2点目に、その必要性について

市長はどのように考えるのでしょうか。3点目に、11月に発足した期成会で「機は熟した」という市長の

発言の真偽についてお聞かせください。

次に、公共工事の入札の落札率等についてお伺いいたします。宮古島市では大型事業が次々とスタート

しているところですが、次の事業について、予定価格、落札額、落札率をご教示いただきたいと思います。

1点目に、宮古島市ごみ焼却施設解体撤去工事。2点目に、宮古島市ごみ焼却施設等建設工事。3点目に、

宮古島市リサイクルセンター建設工事。そして、宮古島市スポーツ観光交流拠点施設の建築工事(1工区)、

建築工事(2工区)、電気設備工事(1工区)、機械設備工事(2工区)、宮古島市未来創造センター建

設事業の建築工事(1工区)、電気設備工事、機械設備工事、空調設備工事、以上お伺いいたします。

次に、行政事務の進め方についてお伺いいたします。1点目に、文書主義という考え方についてお伺い

いたします。文書主義とは、行政機関、つまり市役所などが意思決定に至る過程や事業の実績を後から検

証することができるように、事務及び事業の内容等を文書に残すことを重要視する考えのことで、行政事

務を行う上では基本中の基本と言われるものです。ところが、宮古島市においては、業務のやりとりにつ

いて「口頭で行った」とのコメントをよく耳にします。そこで、お伺いいたしますが、宮古島市は文書主

義という行政事務の進め方についてどのように認識しているのか、お聞かせください。

次に、文書管理についてお伺いいたします。宮古島市では、同じ種類の文書を、ある部署では速やかに

廃棄処分し、別の部署では公文書扱いで保存するなど、市として統一した方針がないという答弁がありま

した。公文書については、宮古島市文書事務取扱規程に定義があると考えていますが、宮古島市には公文

書の統一した方針はないという認識でしょうか、お伺いいたします。

次に、環境行政の宮古島市リサイクルセンター建設工事についてお伺いいたします。宮古島市リサイク

ルセンターの予定価格設定について、私は環境省の手引きを遵守していないのではないかと指摘してきま

した。そこで、9月定例会で当局から提供された見積書が発注仕様書作成以前の技術提案時の見積書であ

ることがわかりました。そのことも踏まえて質問いたします。1点目に、9月定例会の予算審議に技術提

案時の見積書は必要だったという認識でしょうか。2点目に、予定価格設定は環境省の手引きを遵守して

いるという認識でしょうか、お伺いいたします。

さらに、性能発注方式についてもお伺いいたします。各メーカーの自由度を確保するために性能発注方

式を採用して、発注仕様書の中の性能等の欄を空欄にしているということです。また、技術提案書、企画

提案書なども空欄になっているということです。そこで伺いますが、1点目に性能発注方式についての説

明をお願いします。2点目に、各メーカーから主要施設の性能、容量等の数値が示されないのに市として

各メーカーの見積もりが、この積算が適正なのかどうかはどのように確認したのでしょうか、お伺いいた

します。

次に、都市計画行政について、竹原地区区画整理事業についてお伺いいたします。私はこれまで議会に

おいて、竹原地区区画整理事業の都市施設の設置、撤去について違法性を指摘してきました。沖縄県の担

当課へ確認したところ、指摘した都市施設は都市計画決定されておらず、違法であるということが明らか

になりました。沖縄県の都市計画・モノレール課も認めております。市の都市計画課からも説明がありま

したが、これは都市計画法違反であり、重大な過失だと考えますが、市の認識をお聞かせください。

次に、宮古島市スポーツ観光交流拠点施設設置及び管理に関する条例についてお伺いいたします。総務

財政委員会にMICE関係部品の資料が出てきましたが、その中でスポーツコートというのが出てきます。

多分体育館のマリーナと同じ移動式の床と理解しているのですが、備品がバスケットゴール、ボールしか

見当たりません。これは、バスケットボール専用のコートということなのでしょうか。ほかのスポーツでは

使えないものなのか、お伺いいたします。

次に、水道事業についてお伺いいたします。地下水保全についてです。平成25年度に白川田水源の湧水

口付近に大きなすき間がある可能性があり、湧水量が激減するおそれがあるため、調査を行い、地下水利

用基本計画に反映させる必要があるとして、約1億円の一括交付金を活用した事業を行っております。そ

の後どうなっているのか、お伺いいたします。

次に、情報行政についてお伺いいたします。宮古圏域田園地域マルチメディアモデル整備事業の今後の

方針につきましては、先日の濱元雅浩議員の質問に対し、新たに県が設置するケーブルに移行する方針で

あるという答弁がありました。そこでお伺いいたしますが、1点目に県の新たなケーブルに移行した場合、

利用料金の増が懸念されると思われるが、いかがでしょうか。2点目に、現在の施設を継続して使用すれ

ば市民サービスの観点から利用料金、ソフト分野の面からもメリットがあると思われますが、いかがでし

ょうか、お伺いいたします。

以上、答弁をお聞きしてから再質問したいと思います。よろしくお願いします。

◎市長(下地敏彦君)

宮古空港横断トンネル道についてお答えをいたします。3つほどございました。一括してお答えをいた

します。

空港横断トンネル道路については、旧上野村で旧平良市との交通の利便性を考慮し、その必要性につい

ては論議が行われてきた経緯があります。また、去る6月定例会の一般質問で空港横断トンネル道路の必

要性についての質問がありました。空港周辺を取り巻く環境の変化を考慮した結果、去る平成28年8月4

日、多良間村で開催された宮古管内県出先機関と宮古圏域市村との意見交換の場において、県道として整

備するよう県へ要望を要望いたしました。宮古空港の利用者数は、観光需要の好調とともに年々増加して

おります。また、空港東側においては宮古島市スポーツ観光交流拠点施設が来年オープンすること、さら

にそれと連動して株式会社サンエーが大規模集客施設のオープンを予定していること等から、宮古空港横

断トンネル道整備促進期成会を立ち上げ、より利用度の高い道路、交通のネットワークの形成を目的とし

て、住みよい都市形成を図るため、県や国に対し要望を行うことといたしました。

◎副市長(長濱政治君)

市長の基本的な考え方について、マスコミとのやりとりの中で答えた、終了した事業についての検証に

関しての質問です。市が実施する事業については、その終了後に国及び県の検査や市の監査、市議会にお

ける決算認定を受けており、同検査や監査等で指摘がなければ、基本的には改めて検証は行っておりませ

ん。しかしながら、議会等で事業について質疑や指摘等がある場合は、当然書類を確認したり、当時の状

況を聞いたりしており、全然調査を行わないというわけではございません。

次に、市長の基本的な考え方について、2点目ですね。事務交渉の相手方の身分等の確認についてでご

ざいます。事業の打ち合わせ相手が来庁し、名刺などを用いて身分を示した場合、よっぽどでない場合、

特別に個人の身分を登記簿謄本等で確認をしないのが通常でございます。また、事業を執行するための担

保につきましては、実際に事業を進める中でその内容を確認することになるものと思います。

◎企画政策部長(友利 克君)

宮古圏域田園地域マルチメディアモデル整備事業についてでございます。利用料金の増額になるんでは

ないのか、それから現在の施設を利用したほうがメリットがあるのではないかという質問でございます。

宮古島市の宮古圏域田園地域マルチメディアモデル整備事業は、旧の広域圏事務組合と市内のテレビ事

業者が国、県の支援を得て総額47億円余をかけて整備し、平成16年からその供用が始まって現在に至って

おります。この宮古圏域田園地域マルチメディアモデル整備事業で整備をしました設備は、多くが耐用年

数を超えているという状況でございまして、改修もしくは新たに更新をする必要が生じております。市と

しましては、その膨大な費用の捻出が大きな課題となっておりました。また、宮古圏域田園地域マルチメ

ディアモデル整備事業の課題は、情報通信の超高速化が進む中でこの超高速化に対応できないという課題

がございます。そのため、インターネットの通信速度が遅い、それからワイファイなどの使用ができない

というようないわゆる情報の格差が生じているというのが現状でございます。このような中、沖縄県は平

成27年度から平成33年度にかけて、超高速通信網が整備されていない沖縄本島の北部、そして宮古を含む

県内離島を対象に超高速ブロードバンド環境の整備事業を推進しているところでございます。そして、こ

とし6月にはNTT西日本と整備事業の契約を結びまして、関係市町村と具体的な調整を今進めていると

ころでございます。この超高速ブロードバンドの整備事業の導入によりまして、市内における情報通信の

格差の是正が大きく進むものと考えております。

それから、利用料金の増、これは出張料ということでありますでしょうかね、の増についてでございま

すけども、これについてはですね、現在テレビ事業者を交えて増額、つまりは視聴者の負担がふえないよ

うな調整を進めているところでございます。

それから、現在の施設利用のメリットということでありますけども、今さっきも申し上げましたように

施設はもうかなり老朽化をしております。ことし、来年と更新ということではありませんけども、中期的

に見ても膨大な費用をかけての施設整備というものが必要になってくるということで、やはり財政的な面

等々も考えますと県が進める超高速ブロードバンド環境整備促進事業にともに推進したほうがよいという

ことで、現在その事業を県とともに進めているところでございます。

◎総務部長(宮国高宣君)

まず最初に、随意契約に関する考え方についてでございます。契約の方法については、地方自治法第234条

第1項により、一般競争入札、指名競争入札、随意契約又はせり売りの方法により締結するものとすると

規定されております。第2項で、随意契約は、政令で定める場合に該当するときに限り、これによること

ができると規定されております。以上のことから、随意契約によることができる場合は、地方自治法施行

令第167条の2第1項に規定する場合に限ると考えます。宮古島市の130万円以上の随意契約については、

地方自治法施行令第167条の2第1項第2号から第9号に該当する場合に行っております。

次に、行政事務の進め方についてでございます。まず第1点、文書主義についてという考え方について

でございます。宮古島市では、宮古島市文書事務取扱規程第26条において、すべて事案の処理は、文書に

よると明記されております。よって、行政事務の進め方につきましても、文書をもって処理すべきだと考

えております。

次に、文書管理についてでございます。公文書の取り扱いにつきましては、第1条から第65条より成る

宮古島市文書事務取扱規程に定めているところであり、当規程が公文書の統一した方針であると考えてお

ります。

◎生活環境部長(下地信男君)

5点ほど質問をいただきましたので、順次お答えします。

まず、大型公共工事の落札率等につきましてと、主管する3つの工事についてお答えします。まずは、

宮古島市ごみ焼却施設解体撤去工事でございますが、予定価格が2億1,228万6,000円で、落札額が2億

800万円、落札率が97.98%でございました。次に、宮古島市ごみ焼却施設等建設工事、これはJVを組ん

での工事執行でありましたけれども、指名した4特定建設工事共同企業体のうち3企業体が辞退したこと

によりまして随意契約といたしました。したがって、落札率は策定しておりません。次に、宮古島市リサ

イクルセンター建設工事、予定価格22億4,890万円、落札額22億4,800万円、落札率は99.96%でございます。

次に、環境行政、宮古島市リサイクルセンター建設事業につきまして、9月定例会の議案審議において

技術提案書の見積もりは必要だったという認識を問うておりますけども、宮古島市リサイクルセンター建

設に係る技術提案及び見積書は、宮古島市リサイクルセンター建設委員会における施設の整備基本方針の

決定から予定価格の決定、契約締結に至る過程において重要なポイントであると考えております。この一

連の過程については、本議会並びに文教社会委員会の中でも委員の皆さんが関心を持たれ、質問をなされ

ておりまして、議案審議における必要な資料というふうに考えてございます。

次に、宮古島市リサイクルセンターの予定価格設定について環境省の手引きを遵守しているのかという

ご質問でございます。この件につきましては9月定例会に引き続き今回の質問をいただきましたので、詳

しく説明をさせていただきたいと思います。議員ご指摘の廃棄物処理施設建設工事等の入札・契約の手引

きにつきましては環境省が平成18年7月18日に公布しておりまして、その位置づけにつきましては手引き

書の冒頭にも書かれておりますとおり、国の市町村に対する技術的助言とされております。この手引きが

示す廃棄物処理施設建設工事の予定価格の立て方を要約いたしますと、従来の方法は性能発注方式を基本

とする場合、多くの市町村において複数のプラントメーカーからの見積もりを参考として積算されてきた

という現状を踏まえまして、今後の望ましい方法として同じ処理方式の廃棄物処理施設建設工事で既に契

約がなされた類似施設の情報を収集し、それぞれの工事費内訳書などから実質単価を勘案し、積算するこ

と、それを国が推奨いたしております。本市も含め、県内の市町村は離島県の離島という特殊事情もあり、

手引きで示すような類似施設の情報収集によるデータベース化が困難ということもありまして、それに基

づき実質単価を勘案するということはできずに、業者からの見積もりを参考とする積算方法を選択せざる

を得ないという状況にございます。このような方法は、手引きの公布後も認められております。と申し上

げますのは、県内市町村のほとんどが国の循環型社会形成推進交付金を活用して廃棄物処理施設を建設し

ており、当然国の会計検査の対象となりますけれども、これまでこの手法による予定価格の設定について

不適切という指摘はなく、また本市におきましても4月に供用開始した新ごみ焼却処理施設建設において

も今回の宮古島市リサイクルセンターと同様な手法で複数の業者からの見積もりを参考に予定価格を設定

し、会計検査を受検しましたけれども、会計検査からの指摘はございませんでした。これらのことから、

この手引きについては国は推奨するものの、市町村において示す方法によりがたい特殊な事情があれば、

業者からの見積もりは参考にした方法もやむを得ないという性格のものと理解しております。そういう意

味では、手引きは遵守されているものと考えております。

次に、性能発注方式について詳しく説明してくださいというご質問でございますが、性能発注方式とは

設計と施工を一括して発注する方式で、発注者が要求した品質やコスト、建物完成時期など発注条件を整

理してから施工業者を選定する方式でございます。具体的には、建物の形状や設備仕様、材料までは決定

せずに、建物や設備がどのような能力を発揮すべきかという性能の面から条件を設定いたします。これに

よって民間のノウハウを生かした創意工夫が発揮されやすく、また品質のコスト、工期が計画から大きく

外れることを防ぐというメリットがあります。廃棄物処理施設は、プラントメーカー独自の構造あるいは

特許、ノウハウなど特殊で高度な技術の集合体であることから、自治体で独自に詳細な設計を行うことは

極めて困難な状況にあります。そのため、廃棄物処理施設の建設においては全国的に設計と施工をあわせ

て契約を行う性能発注方式が採用されており、本市においてもこの方式を採用いたしました。

次に、発注仕様書に空白があるのにどのように見積書を確認したかというご質問です。発注仕様書策定

におきましては、環境省が示しました廃棄物処理施設の発注仕様書作成の手引き、これはマテリアルリサ

イクル推進施設編というのでございますけども、それに基づき作成をいたしております。この中で発注仕

様書に空白にしている理由が、こういう取り扱いをしなさいということがありますけども、括弧内を空白

にするということはその中に数量や内容を記入することにより、単にそのメーカーを特定することになっ

たり、メーカー各社の技術力を背景とした設計の自由度を制約するなどのおそれがある場合は括弧内は空

欄にして、見積もり設計書の中でメーカーに明らかにさせることという取り扱いになってございます。し

たがって、この業者からの見積書で確認をいたしました。先ほども申し上げましたけども、廃棄物処理施

設がプラントメーカー独自の特許、ノウハウ等特殊な、高度な技術の集合体であることから、一般土木建

築工事のような積算基準が確定されておりません。したがって、実質的に見積もりの金額が適正であるか

否かという確認をする基準は、今のところないという現状でございます。したがって、メーカー見積もり

を参考に設計価格を算出する方法がとられているのが全国的な現状でございます。

◎建設部長(下地康教君)

竹原地区区画整理事業に係る都市計画法についてのご質問にお答えいたします。

この件につきましては、街路整備事業と竹原地区土地区画整理事業の2つの事業が関連をしております。

まず、街路整備事業におけるご指摘の市道中央縦線の都市計画決定は、沖縄県が昭和53年12月に行ってお

ります。その後、本来ならば街路事業で旧平良市は昭和60年の事業認可後、都市計画法に基づく道路区域

の変更をすべきでありました。しかし、当時その変更手続がとられないまま現在に至っております。よっ

て、昭和53年の都市計画法定図書は現在も生きているという形になります。今回の土地区画整理事業にお

ける当該擁壁の撤去処理は都市計画法上どのような形で対処すればいいのか、県と現在調整中であります。

◎観光商工局長(垣花和彦君)

宮古島市スポーツ観光交流拠点施設のスポーツコートのご質問についてお答えいたします。

今回補正に上がっておりますスポーツコートの活用方法についてお答えいたします。スポーツコートの

活用方法は、バスケットボールに特化したものではなく、バレーボールやハンドボール、フットサルのF

リーグなど、各種競技の公式リーグ戦などの利用が可能となります。スポーツコートの導入により施設の

イベント誘致の幅が広がり、多彩なイベントの開催によって施設の稼働率の向上が期待できると考えてお

りますので、ほかのスポーツの関係備品につきましては今後計画的に整備していきたいというふうに考え

ております。

◎振興開発プロジェクト局長(多良間雅三君)

公共工事入札の落札率等について、予定価格、落札額、落札率を伺いたいというご質問にお答えいたし

ます。

まず最初に、宮古島市スポーツ観光交流拠点施設建築工事(1工区)。建築工事(1工区)は、予定価

格が12億9,816万円、落札額は12億7,332万円、落札率にして98.08%でございます。次に、建築工事(2工

区)についてですが、予定価格14億421万6,000円、落札額は13億7,592万円、落札率は97.98%です。次に、

電気設備工事(1工区)は、予定価格1億9,872万円、落札額は1億8,896万5,980円、落札率は95.09%で

ございます。次に、機械設備工事(2工区)は、予定価格3億8,016万円、落札額は3億6,115万2,000円、

落札率は95%でございます。

次に、宮古島市未来創造センター建設工事でございますが、建築工事(1工区)、予定価格27億9,482万

4,000円、落札額が27億9,288万円、落札率は99.93%でございます。電気設備工事は、予定価格3億8,842万

2,000円で落札額は3億8,664万円、落札率については99.54%でございます。次に、機械設備工事は、予定

価格1億962万円で落札額1億800万円、落札率は98.52%でございます。空調設備工事は、予定価格4億

9,852万8,000円で落札額4億7,908万8,000円、落札率は96.1%でございます。

◎上下水道部長(砂川 嚴君)

平成25年度に一括交付金を活用した地下水調査事業において、白川田湧水口付近に空洞が見つかってい

るが、その後の調査はどうなっているかということについてお答えいたします。

ご質問の地下水調査業務は、平成24年から平成25年にわたって白川田、東添道水源流域における北側流

域界、水道水源流域面積及び水道水源保全地域を明らかにするとともに地下水収支を把握し、地下水貯留

量を明確に推定する目的で行われました。その中において、白川田水源地周辺に流域内陸部まで空洞が広

く分布していることが予想され、陥没により空洞が閉塞されることで地下水の流れが変化し、白川田湧水

において必要量が確保できなくなることが懸念されることが判明いたしました。そのようなことから白川

田湧水の重要性が再認識され、水道保全地域においても極めて重要な課題であることから、現在来年度、

平成29年度に一括交付金を活用した地下水調査事業の採択に向けて取り組みを行っております。その中に

おいて空洞の範囲、分布状況等を調査し、白川田湧水のメカニズムを明らかにしてまいりたいと考えてお

ります。

◎國仲昌二君

それでは、順を追って再質問いたします。

まず、随意契約についてです。確かに答弁があったようにですね、地方自治法施行令第167条の2第1項

第1号から第9号までの適用というのもあります。しかし、問題はその適用基準であります。例えば観光

プロモーション事業のお台場新大陸2014、この事業の一般社団法人宮古島まちづくり研究会との随意契約

の理由は、「主催者であるフジテレビとのつながりが重要で、同研究会はフジテレビとつながりもある役

員が入っている。だから、この事業に参加できる事業者がほかには考えられない」としています。しかし、

宮古島市が平成25年度に観光ウエブサイト制作事業を委託した株式会社クオラス、そこはフジサンケイグ

ループの広告代理店で、フジテレビの現役の営業局長が役員をしており、フジテレビとの関係で言えば同

研究会よりその株式会社クオラスが深いつながりがあるのは明らかです。まさかそれを知らないはずはな

いはずです。ですから、事業者がほかに考えられないのは、随意契約の理由にはなり得ません。

それでは、この事業の特殊性を理由とする随意契約でしょうか。それも違います。なぜなら市の幹部と

マスコミとのやりとりの中で、辞退届を提出した2社の業種については別にこだわらないという趣旨で、

同研究会についてもできるかどうかという話と述べるなど、特にこの事業が特殊な事業であるという認識

は示していないからです。このようにこの事業の契約については、随意契約を適用するという理由が見当

たりません。3,700万円という多額の事業費をかけて行う事業を理由にならない理由でもって同研究会と随

意契約を締結したことは、重大な法律違反、条例規則違反だと考えますが、当局のお考えをお伺いいたし

ます。

次に、空港横断トンネル道についてであります。先ほどの市長の答弁では、旧上野村時代からという話

がありましたけれども、3年ほど前からこの空港横断トンネル道については地盛地区の皆さんが市長や副

市長に内々に要請したという話を聞きました。それがこの図面ですけども、この要請は今市長が話してい

るような空港横断トンネル道計画とはルートが違うようです。この要請したルートは、警察署東側の丁字

路から空港を横断して旧上野村の北側の地盛集落、そこから野原の自衛隊基地前道路を通って消防上野出

張所前の一周道路を終点として拡幅、延長する。そして、防災避難道を兼ね備えたルートとして平良地区、

漲水御嶽から上野地区、城辺地区への大物流道路の完成を目指しているというお話です。ところが、今市

長が宮古空港横断トンネル道整備促進期成会を発足して計画している区間は、警察署東側の丁字路から空

港を横断して上野線、いわゆるシュレッダー通りにつなぐのみです。要請した皆さんによれば、シュレッ

ダー通りにトンネル道をつなげば……

(「シュレーダー」の声あり)

◎國仲昌二君

シュレーダー。済みません。シュレーダーですね。シュレーダー通りにトンネルをつなげば、宮古島市

スポーツ観光交流拠点施設やサンエーショッピングモールのオープンなどで交通渋滞に拍車がかかること

になるという懸念があるということです。私は、宮古空港横断トンネル道整備促進期成会の示しているル

ートでは、空港に行くのも救急搬送においても時間短縮のメリットはほとんどないものと考えております。

そこで伺いますが、1点目にこの空港横断トンネル道の時間短縮のメリットを受ける地域はどこの地域だ

とお考えなのか、お伺いいたします。2点目に、そのメリットを受ける住民の数はどれぐらいかとお考え

でしょうか、お伺いいたします。3点目に、その時間短縮は時間にしてどれぐらい短縮できるのでしょう

か、お伺いいたします。

次に、公共工事の落札率等についてお伺いいたします。先ほど5つの施設、11工区の工事の落札率等に

ついてのご答弁をいただきました。私は独自に平均計算してみましたけれども、この11工区の工事の落札

率の平均は何と98.29%。建築工事5工区だけの平均をとると99.19%。これは平均の数値です。驚くべき

数値です。最近、官製談合の疑いで渡名喜村の教育長などが逮捕された事件がマスコミに大きく取り上げ

られましたが、その記事の中に「この事業の落札率は98%以上。95%以上は、一般的に談合の疑いが極め

て高いと見られるレベル」と記されていました。宮古島市の落札率の状況は、談合の疑いが極めて高いレ

ベルどころか、11工区の落札率の平均でさえ談合で逮捕された事件の98%を超えており、建築に関しては

平均で99%を超え、そのうちの3件は99.9%を超えるという異常きわまりない高い水準であります。談合

の疑いが極めて高いレベルと言われる95%をはるかに超える98%、99%のこの宮古島市の状況を何と表現

したらいいのでしょう。

それから、ここに全国市民オンブズマンが作成したという入札調書の分析結果報告という報告書があり

ます。その中に県庁所在地の5,000万円以上の工事を対象にした一覧表がありまして、その中で那覇市が出

ていまして、平均落札率90.4%で、全国で低いほうから9番目となっています。これと宮古島市の今回取

り上げた事業を比較すると、約8ポイントも差があります。また、この報告書の中には、落札率90%以上

の落札の全事業に対する比率を算定し、比率の高い順に談合疑惑度順とした一覧表も掲載されております。

その中では、水戸市が95.2%で1位、那覇市が94.9%の2位となっていますが、宮古島市の場合、この11工

区に限って言えば100%となってしまいます。まさに異常としか言いようのない落札率であります。この落

札率の状況について、市長の見解を伺いたいと思います。

次に、文書主義についてお伺いいたします。先ほどは当たり前といいますか、総務部長からの答弁があ

りました。しかし、当局とやりとりをしていると、文書ではなく口頭でやったという言葉がよく出てきま

す。例えば不法投棄ごみ残存問題では、ごみの推定量を口頭で言って見積書を提出させ、予算計上した。

特記仕様書に書くのではなく、口頭で説明したという答弁です。そして、なぜ特記仕様書にうたわないの

かという質問には、「口頭で説明したということで思いは伝わっていると思う。その中で上がってきた見

積書だ」と答えるなど、行政職員としての認識を疑わざるを得ないような答弁も出てきました。また、観

光プロモーション事業でも、見積書提出依頼について辞退届を提出した2社を含めた3社への連絡方法を

問われて、市の幹部が平気で口頭で連絡したと答えています。宮古島市は、市長、副市長を先頭に行政の

基本である文書主義を無視していませんか。文書主義についての認識をお伺いいたします。

次に、文書管理についてです。観光プロモーション事業で事業者から提出されたプロポーザルの企画提

案書についてです。企画提案書について慣例に従って廃棄しているという答弁がありましたが、後日調査

したところ企画提案書などは多くの部署で保存していることがわかったということで、自分たちの理解不

足ということを謝罪していました。また、指定管理についても、保存についての取り決めがないからそれ

ぞれの部署で判断するという状況になっているという答弁でした。本当にこのような認識でよろしいでし

ょうか。先ほどは総務部長の答弁で統一した基準はしっかりとあるという答弁でしたけれども、そういう

認識が幹部職員の中にいるということも指摘せざるを得ません。文書管理についてのご見解をお伺いいた

します。

次に、宮古島市リサイクルセンター建設工事についてです。これは先ほどの答弁で、いろいろ困難であ

るとか、あるいは国から不適切と指摘されていない、それから適正と確認する手だてがまだ確立されてい

ないというような答弁がありましたけれども、私は次のように指摘したいと思います。環境省の手引きの

内容について説明いたします。まず、手引きはこういうふうに言っています。メーカーは、参考見積もり

徴取時点から高値契約に導くように談合等の不正行為の指摘があり、基本価格設定の根拠には採用しない。

まず、メーカーの見積もりどおりに価格を設定してはいけないと、こういうふうに言っています。

じゃ、どうするかといいますと、複数のメーカーから提出された技術提案書の主要な設備ごとの容量等

を平均化してほかの市町村の類似工事の情報を収集し、実績単価を勘案して積算すると、こういうふうに

あります。主要な設備ごとの容量等を平均化して、さらにほかの市町村の情報を収集することで価格が適

正であるかどうかを確認できる、こう言っているのです。ですから、発注仕様書の設備ごとの要領等は、

これ発注仕様書ですよ。空欄でもいいんですが、メーカーの提出する技術提案書までもが空欄だというの

は、適正価格の確認、チェックはできないんです。そして、この手引きでは、類似工事の市町村にどうい

った情報収集の方法をするのか、照会する情報の内容はどういったものか、照会する書類はどういった書

式なのかまで例示されています。この手引きは、専門知識がなくても情報収集できるように説明をしっか

りしています。ですから、専門的な知識を持った職員がいないからほかの市町村の調査は無理ということ

は言えないと思います。これについてどういうご見解なのか、お伺いいたします。

答弁をお聞きして再登壇したいと思います。答弁よろしくお願いします。

◎副市長(長濱政治君)

落札率が高いということで談合というふうな話が出ておりましたけども、その件について、宮古島市の

入札制度について再度説明したいと思います。建設工事を入札に付する場合は、最低制限価格をまず設定

をいたします。宮古島市の場合は、最低制限価格を設定する前に最低制限基準価格を設定いたします。そ

の同基準価格は、直接工事費、共通仮設費、現場管理費、一般管理費等を積算し、それを合計した額にな

ります。これが最低制限基準価格です。最低制限基準価格ができた後、それをもとに、一応おいといて入

札にかけるんですが、入札する場合は、その予定価格は出しておりますので、その予定価格に沿って業者

がそれぞれ積算した額で応札いたします、応札のですね。じゃ、その封をあける前に、まずその最低制限

基準価格に係数、10通りありますので、その10通りの中から抽せんを行います。そのために、まず最初に

その入札に集まった業者、15社なら15社がその係数を引く抽せんを行います、誰が引くかと。その15人の

中から1人が抽せんをして、じゃその係数を引く人を選びます。そして、その係数を選ぶ人が決まったら、

その人がまた10通りの係数がありますので、その係数をその人がまたアトランダムに選ぶということにな

ります。そして、その選んだ係数に最低制限基準価格を掛けて、その場で最低制限価格が決まるんですね。

ですから、そこに恣意的に落札額が出されるということはありませんし、我々行政側として関与すること

もまずありませんということを一応は説明しておきたいと思います。今回高くなったというのは、最低制

限基準価格に掛ける係数が0.991から1.0、つまり同額になるまでの10通りがあります。例えば高い1とか、

0.991とか、0.999とか、そういうふうな係数を引いた場合にはおのずと落札率は高くなるということでご

ざいます。

◎総務部長(宮国高宣君)

まず最初に、文書主義についてでございます。業務のやりとりでの口頭でのことについてでございます。

口頭で行う業務のやりとりについては、適切でないと考えております。業務や文書の取り扱いにつきまし

ては、適切に対応してまいりたいと思っております。ちなみに先月の11月30日に文書管理担当者、これ管

理職40名及び文書主任、副主任等合計で103名を対象に文書取扱規程の研修会を行ったところでございま

す。研修会は、毎年行っていきたいと思っております。

次に、文書管理につきましてでございます。宮古島市文書事務取扱規程の中で、文書の廃棄ということ

で、第59条でうたわれてございます。読み上げます。第59条で、主管課長は、保存期間の満了した文書を

調査の上、必要があると認められる文書については、関係部課長に合議し、所定の手続を経て速やかに当

該文書を廃棄しなければならないとなっております。

◎建設部長(下地康教君)

宮古空港横断トンネル道についてのご質問がございました。去った12月1日に沖縄県浦崎副知事へ、市

長を初め宮古島商工会議所の会頭、宮古島観光協会長、それと宮古青年会議所の理事長がそろいまして、

空港横断トンネルを県道整備として要請をしております。これ市道ではなくて、県道整備でございます。

県は、今後この費用対効果を含め、議論を深めていきたいという回答でございました。

◎生活環境部長(下地信男君)

環境省の示した手引きには手続に要する様式なども示しており、誰でも情報収集ができるんではないか

ということでございますけれども、環境省の示したやり方というのが、もう東京23区が実質やっている手

法を同様にやりなさいということですけども、東京23区のやっている手法はですね、これ手引きを答申し

た廃棄物処理施設建設工事に係る入札・契約適正化検討会というのがありますけども、その議事録を見ま

すとですね、東京23区の場合はこれまで建設した20くらいの工場のデータを整理して、それぞれの設備の

基本単価を蓄積して単価設定を行っているということであります。大都市においてはいわゆる毎年のよう

に施設整備があるということで、このデータの蓄積が可能であると。ところが、市町村、特に郡部の離島

においてはですね、この事業というのは20年から30年に1回なので、なかなかデータベースができないと。

積算単価、実質単価設定する資料が収集乏しいということがありまして、そういう点をクリアするために

この手引きにはですね、国のほうに、こういう市町村のために国のほうでデータベース化をして、それを

市町村が活用するような方式を、そういった支援策をしなさいというのがこの手引きにはあります。検討

会でもこれは提言されているんですね。ところが、リサイクルセンターにおけるこういったデータベース

化はされておりません、まだ。ですから、私たちが書式が整っているから安易に全国のそういった資料を

取り寄せることができるということですけども、なかなかこういう実態、そういうことができないという

実態はこの検討会も承知しておりますし、国のほうでも承知しているところです。ですから、先ほど申し

上げましたように、それぞれの市町村の事業によって手引きの示すような方策ができない場合は国もそう

いう方策を、業者からの見積もりを参考に予定価格を設定するというのが認めていただいているというこ

とでご理解いただきたいと思います。

◎観光商工局長(垣花和彦君)

観光プロモーション事業についての契約の件でございます。観光プロモーション事業につきましては、

平成25年度に一般社団法人宮古島まちづくり研究会から企画提案が1度なされた経緯がございます。また、

平成26年度にも提案がなされたことから、一般社団法人宮古島まちづくり研究会が同事業に積極的でござ

いました。ほかにもこのような事業をできる会社からの提案がなかったことから、お台場でのブースの確

保はできるとしてきた同研究会と随意契約を行うことになりました。

◎國仲昌二君

それでは、最後に私見を述べたいと思います。

今の宮古島市の行政に計画性がなく、行き当たりばったりで、そして強引で、急ぎ過ぎて、何か大事な

ものを見失っているのでは、そういった危惧を覚えるのは私だけでしょうか。例えば宮古島市スポーツ観

光交流拠点施設です。最初のころは、44億円の事業費をかけてつくる施設は、フットサルとゲートボール

を中心に考えていると答弁していました。また、年間使用率を90%、年間で1,886回の使用を想定するなど、

おおよそ非現実的と思われるような計画です。そこを厳しく追及されると、さすがに利用頻度を高めよう

と全国的な会議やビッグイベントを検討すると言い始めましたが、出入り口の高さが3メートルしかなく、

3メートル70センチあるというビッグイベントの機材を運ぶコンテナが入らないということが明らかにな

りました。また、既存の体育館との差別化を強調してきましたが、そんなことを言っている場合ではない

と今度は移動式の床の購入も検討して、プロバスケットボールの誘致なども検討しているということです。

44億円かけて建設する施設の活用が後づけで検討されるというまさに行き当たりばったりの様相を見せて

いる状況で、今の宮古島市の行政を象徴するかのようです。

学校の統廃合にしてもそうです。余りにも急ぎ過ぎている印象はぬぐえません。なぜもっと丁寧に地域

の声を聞き、統合後に想定される課題などについても十分に説明をして納得させながら進めていけないの

でしょうか。私は、来間中学校が下地中学校に統合される現場を経験しました。子供や地域の気持ちに向

き合わなかった行政には、今でも不信感がぬぐえません。学校は、現在の在校生やその保護者たちだけの

ものではありません。学校には歴史があり、未来があります。これまで学校の歴史をつくってきた卒業生

や学校を育んできた地域にもっと謙虚に向き合い、将来その学校で学ぶはずの子供たちにも思いをはせな

がら検討すべきではないでしょうか。いま一度立ちどまって検証いただきたいと思います。

それから、宮古島市リサイクルセンター建設事業にも象徴されるように、事業の進め方にも疑問があり

ます。私がたびたび引用している環境省の手引きでは、「おわりに」で「発注者である市町村等は、納税

者から預かった資金で良い調達をしよう、良い廃棄物処理施設建設事業をしようという原点に立ち返り、

自らの発注業務に取り組むことが最も重要である」というふうに指摘しております。

また、私は市の行政機能についても危機感を覚えています。今回指摘した文書主義行政の軽視、文書管

理の認識不足、法令遵守精神の欠如などにとどまらず、議会での虚偽答弁、情報公開とは真逆の秘密主義、

業者とのなれ合いなど数え上げれば切りがありませんが、そういった市全体に蔓延した雰囲気が台風時の

飲酒問題や不法投棄ごみ問題、地下水審議会学術部会への介入、次々と表面化する職員の不祥事、観光プ

ロモーション事業問題、伊良部地区小中一貫校の用地問題などを引き起こしていることを認識していただ

きたい。

それと気になるのが、議会での発言とその責任についてです。昨日の上里樹議員の一般質問中の休憩で

のやりとりで、千代田カントリークラブゴルフ場への県立公園誘致について最後まで県に要望していたと

いうことですが、これが本当ならとんでもないことです。市長は、防衛省に自衛隊を誘致しながら、一方

では県に県立公園を要望していたことになります。防衛省にも県にも失礼であり、宮古島市の信用にかか

わる問題です。

また、トゥリバー用地問題で契約を解約したら用地を買い戻さなければならないことになっていること

が判明しました。市民も議会も説明を受けないまま、いつの間にかそうなっている。これは大問題であり、

今後追及していくことになりますが、こういった発言に今の宮古島市の危うさを感じます。

最後に、マスコミに紹介された宮古島市の先輩たちの偉業を紹介します。沖縄県主体で実施している水

道事業の海外支援で活用されている生物浄化法という手法は宮古島モデルと呼ばれ、宮古島市の水道事業

を担ってきた先輩たちの熱い思いがその起点となり、今でも数々のプロジェクトに活用されているという

誇らしい業績です。しかし、こんな誇らしい業績も次々と表面化する宮古島市の問題に隠れてしまい、本

当に残念です。市民に向き合い、市民の声を聞き、真に市民のための誇りある宮古島市になることを希望

して私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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