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平成27年6月議会

◎國仲昌二君

今定例会一般質問最後になりました。当局にはわかりやすい明確なご答弁をよろしくお願いいたします。

まず初めに、市長の基本的な考え方についてお伺いいたします。私は、平成25年12月定例会での一般質

問において、「市長にしろ、議員にしろ、選挙で選ばれたからといって、市民は全権委任したわけではな

い。行政運営の場面、場面で市民の声を聞き、行政に反映させていく、それが市民主権の趣旨であり、民

主的な行政の進め方である」との考え方を述べ、市長の考えを伺いました。市長は、「私も考え方を同じ

くするものである」と答弁しています。その考えは今も変わりませんか、お伺いいたします。

次に、自衛隊の配備についてです。自衛隊配備に理解を示したということについてお伺いいたします。

5月に防衛省の左藤章副大臣が来島して宮古島への自衛隊配備を説明しましたが、その説明を受けて市長

は「宮古島の現状を考えた場合、理屈としては理解できる」と話したとマスコミが報じています。

そこでお伺いいたします。宮古島がどういう現状だから自衛隊配備は理解できるというお考えでしょう

か。また、防衛副大臣との会談後には、自分自身の考えについては「今は判断できない。議会の判断を見た

後に判断する」と述べていたにもかかわらず、6月25日に自衛隊配備について「配備は必要であると考え

ます」というコメントをいきなり出してきました。なぜ考えが変わったのか、何か急ぐ理由があるのでし

ょうか、お伺いいたします。

次に、千代田カントリークラブへの県営公園誘致についてであります。一部マスコミなどによると、千

代田カントリークラブ周辺に県営公園を誘致する予定であると報じられています。また、県のほうでも誘

致している事実はあると認めています。これ資料をちょっと手に入れたんですけども、こういった細かい

もう図面までもでき上がって県に要請しているということなんですが、この県営公園の誘致はどうなって

いるのでしょうか、お伺いいたします。県営公園誘致についての地権者の意向についてもお聞かせくださ

い。

次に、千代田カントリークラブの活用をみずから要請していたと報じられたことについてお伺いいたし

ます。一部マスコミなどによると、市長は1月から3月にかけて千代田カントリークラブの活用を打診し、

3月の防衛局幹部との懇談では千代田の全ての用地を取得するよう求めたということです。市長は、去っ

た3月定例会では「私は、自衛隊を積極的に誘致することはない」と答弁していますが、実は国に積極的

に誘致をしていたことになりませんか、お伺いいたします。

また、市長は国の調査結果の報告の内容について、議会に提示し、議員の皆様方にも論議していただき

たいという旨の答弁をしましたが、国の調査結果というのはこの4枚のメモを言っているのでしょうか。

私の手元には大きいメモ書きの4枚しかありませんけれども、この4枚で、これを根拠に議論しろという

ことなのでしょうか、お伺いいたします。

次に、スポーツ観光交流拠点施設についてお伺いいたします。施設の整備基本計画というのを私手に入

れたんですけれども、これは平成24年度の策定業務報告書という位置づけなんですけれども、これは誰に

対する報告書なのかお伺いします。

この計画について、市民あるいは議会のほうには公表、報告したのでしょうか。お伺いいたします。

それから、計画策定の背景として雨天、荒天等により例年ビッグイベントが中止または延期になってい

る事態が発生しているとあります。

そこで伺います。ビッグイベントの代表格であるロックフェスティバル、クイチャーフェスティバル、

美ぎ島ミュージックコンベンションはこれまで何回開催されて、何回中止または延期になっているのか、

それぞれについてお伺いいたします。

それから、計画を策定する時点では対象地が既に決まっておりますが、対象地はどのような経緯で決ま

ったのかお伺いいたします。

次に、相次ぐ職員の不祥事についてお伺いいたします。市職員が飲酒絡みの運転で警察署に検挙される

事件が連続して発生しております。事件が発生するたびに各部局に改善策の取りまとめを指示していると

のことで、今年度4回も行ったようですが、効果がなかなか出ないようです。

そこでお伺いします。各部局の主な改善策はどのようなものなのか教えていただきたいと思います。

そして、効果がなかなか出ないということについて当局はどのようにお考えなのかお伺いいたします。

次に、教育委員会の改善策についてお伺いいたします。教育委員会では、適正な飲酒を目的として、み

ずからオトーリを回さない、飲酒時間は2時間以内、午後8時までに帰宅するというルールを設定して職

員に遵守を呼びかけているということです。

そこでお伺いします。職員はこのルールを遵守しているのでしょうか。もし遵守しなかった場合にはど

うなるのでしょうか、お伺いいたします。

次に、アルコール検知器についてお伺いいたします。アルコール検知器については、さきの臨時会で全

会一致で否決されましたが、市民の方から寄贈があったとマスコミが報じております。

ところで、出勤した職員がアルコール検知器で反応が出た場合には、車の運転業務はできません。つま

り業務ができない状態で出勤したことになります。この場合、その職員はそのまま業務を続けることにな

るのか、業務ができないということで早退するのか、どちらでしょうか、お伺いいたします。

次に、繰越明許費についてお伺いいたします。繰越明許費が約65億円。昨年度の約28億円と比較して2

倍以上になっており、市民生活に支障が出ることは必至です。なぜこのように多額の繰り越しとなったの

かお伺いします。また、市民生活への影響をどう考えるのかお伺いいたします。

次に、子宮頸がんワクチン副反応については、これまで何名かの議員から質問がありましたので、割愛

しますけれども、要綱等の見直しも含めて善処していくということなので、しっかりと対応していくよう

お願いいたします。

次に、地域福祉計画推進事業についてお伺いいたします。地域福祉計画は、地域の福祉向上を図る観点

から重要な計画だと考えますが、事業費が繰り越されております。

そこでお伺いいたします。繰り越しの理由について教えていただきたいと思います。

繰り越すことによって地域福祉に影響はないのかどうかお伺いいたします。

そして、策定の時期はいつごろになるのか教えていただきたいと思います。

次に、障害者計画及び障害者福祉計画策定委託業務についてお伺いいたします。この計画についても障

害者の福祉向上を図る観点から重要な計画だと考えますが、事業費が繰り越されています。同じく繰り越

しの理由について教えていただきたい。

それから、繰り越すことによって地域福祉に影響はないのか、策定の時期はいつごろになるのか教えて

いただきたいと思います。

次に、台風6号による被害農家支援補助金についてですけれども、これも何名かの議員から質問がなさ

れておりますので、割愛いたしますが、被害農家の皆さんと十分に話し合って適切に対応するようお願い

いたします。

次に、請負契約の工事設計変更についてお伺いいたします。昨年の12月定例会と去った3月定例会で従

来から市は沖縄県土木建築部建設工事設計変更要領をもとに設計変更で随意契約をしているという答弁が

ありました。ところが、3月定例会では担当部長は農林水産部が制定した工事設計図書等作成要領で進め

ているというふうに答弁しています。このように答弁が食い違っている理由をお聞かせください。

次に、港湾課と水産課のマリンターミナルへの入居についてお伺いいたします。ターミナルと港湾課、

水産課のテナント料が年間約3,000万円とのことです。今年度からはターミナルがなくなるということで、

約2,000万円ということなんですけれども、港湾課は20年近く入居していると思われますので、港湾課だけ

でも家賃の総額で約3億円となるはずです。宮古島マリンターミナル株式会社が解散してもですね、この

年間2,000万円で入居を続ける考えでしょうか、お伺いいたします。

次に、うえのドイツ文化村の指定管理者の基本的な考え方についてお伺いいたします。現在のうえのド

イツ文化村指定管理者の基本的な考え方として、これは前回も今回も同じなんですけれども、黒字化を図

り、次回更新時には指定管理料の撤廃、いわゆる指定管理料のゼロを目指すとなっております。前回と今

回の指定管理料の額はどうなっているのでしょうか、お伺いいたします。

以上、答弁をお聞きして再質問したいと思いますので、答弁よろしくお願いします。

◎市長(下地敏彦君)

国民主権、市民主権の考え方についてということです。市政運営に当たっては、市民意見を積極的に取

り入れる必要があることから、さまざまな委員会における市民の登用、パブリックコメントの活用などを

実施し、広く市民意見の集約を図ってきたところであり、市民の声を聞くという考えは今も変わっており

ません。

自衛隊配備は理解できるというのについての考えです。自国の領土、領海、領空、そして国民の生命、

財産を守ることは、国家が担っている最も重要な任務です。そのため、現在国防の空白地域である南西諸

島域の防衛体制の整備に取り組んでおり、宮古島市への自衛隊配備もその一環であります。必要性は理解

できるということであります。

次に、配備は必要であるというコメントを急いで出した理由は何かということであります。本定例会に

は自衛隊配備について賛成、反対の異なる内容の陳情書等が提出されており、本議会においてそれぞれの

立場で議論がされています。議会と執行部は市政運営の両輪であり、活発な議論が展開されればと思い、

本定例会開会日に合わせて私の考えを伝えました。特に他の理由があったわけではございません。

千代田カントリークラブの用地を求めるようにしたのではないかということですが、これは前に上里樹

議員に答えたとおりであります。

次に、国の調査結果というのは提示した4枚のメモなのかということなんですが、防衛省から示された

資料は国の基本的な考え方を示したものであり、その資料を基本にそれぞれの議員が独自に調査し、取得

した情報や、議員の質問に対し私が答える形で明るみになった情報等をあわせて論議すべきであると考え

ます。議員各位に対しては、市民の意見を市政に反映するため、それぞれのアンテナでより多くの情報を

収集するため政務活動費が支給されていることから、独自の調査等も行い、議会の場で活発に論議してい

ただきたいと思います。

◎副市長(長濱政治君)

千代田カントリークラブへの県営公園誘致についてでございます。質問で県のほうでも誘致している事

実はあると認めていますということですけども、誤解がないように話をしておきたいと思いますけども、

防災機能を持った公園として市側からこの千代田カントリークラブも県営公園の一部としてやってほしい

というふうな呼びかけはしておりますけども、県のほうがこの千代田カントリークラブを県営公園として

誘致しているということではございませんので、ご理解いただきたいと思います。

それから、沖縄県では平成26年12月に策定されました宮古広域公園基本構想で前浜地区へ一応決定して

おり、基本計画の策定に現在取り組んでいるところです。なお、内陸部において防災機能を持った公園計

画については、今後検討委員会で継続審議として検討していくことになっております。

それから、市職員の不祥事についてです。1点目の主な改善策、それから2点目、効果が出ないことに

ついて、一括してお答えいたします。今年度に入り職員の酒気帯び運転による検挙事案が相次いで発生し

ており、市といたしましても憂慮すべき事態であると認識しており、職員一人一人の自覚と意識改革が必

要だと考えております。これまでも事あるごとに繰り返し庁内掲示板等において綱紀の厳正な保持に係る

文書による注意喚起や職員研修等による職員への意識づけに努めておりますが、なかなかなくならないの

が現状であり、残念に思っております。そのような現状を踏まえ、各部局に飲酒のあり方に関する改善策

についての検討を行い、その結果を報告するよう指示してあり、現在その意見の集約を図っている段階で

す。また、このような事態に至り、市民からの信頼回復は大変厳しいものがありますが、飲酒運転撲滅に

向け、粘り強く飲酒運転をしない、させない、許さない運動に全職員が真摯に取り組んでまいりたいと思

っております。現在庁内各部局から寄せられた意見を取りまとめているところであり、各部の意見をもと

に各部筆頭課長との話し合いを持ち、今後の改善策等について検討を進めてまいりたいと考えております。

それから、農業振興について、請負契約の工事設計変更についてでございます。市の農林水産関係の工

事については、県の農林水産部が制定いたしました工事設計図書等作成要領の中で定めている設計変更に

伴う契約変更取り扱い要領を準用しております。それ以外の工事については、県の土木建築部建設工事設

計変更要領に基づいて行っております。私の思い違いで市の工事については県の土木建築部建設工事設計

変更要領で対応しているものと考えておりました。3月定例会で私の発言の後に農林水産部長が私の発言

を訂正しております。改めて陳謝し、訂正したいと思います。

それから、マリンターミナルについて。高い家賃を払ってまで入居を続ける考えでしょうかについてで

す。今後、当該ビルは債権者によって競売にかけられ、新たな所有者が決まることになります。新たな所

有者が当ビルの取り扱いについては今のところ未定であることから、その考え方を聞いて対処したいと考

えております。

◎教育長(宮國 博君)

質問の趣旨は、我々教育委員会でルールをつくったという新聞報道があったことに対する質問と、それ

からそのルールには罰則があるかというふうなこの2点ですよね。5月25日です。臨時の庁議が開かれま

して、市職員の飲酒による不祥事が報告されました。教育委員会では、協議後ですね、直ちに職員に対し

て節度ある飲酒を求める訓示を行いました。翌日には事務局のほうで臨時会議が行われまして、飲んだら

乗らない、乗るなら飲まないを徹底して、美ぎ酒飲み、つまり適量の飲酒を習慣化するために教育委員会

はどうあるべきかというふうなことが話し合われております。みずからはオトーリを回さない、酒座は2

時間をめどとすると、そして8時までに帰りますよというような話が出ましたが、実はこの8時がみんな

から何でというふうな話になったんですが、これは2時間という、大体酒座は2時間ぐらいで切り上げま

しょうねという話ですので、その前の6時ごろから飲み始めたらもう8時には帰りましょうねというふう

な話でございますので、これは8時に必ず時計を持っとって帰るという話とは違うということです。ルー

ルとして職員に教育委員会筆頭部長のほうから呼びかけることにしたと、こういうことでございます。適

量飲酒の習慣が全職員に定着するにはまだまだ時間がかかるものと思いますけれども、これは職員のいわ

ゆる意識の啓発を私はずっと続けていきたいと、このように思っております。

遵守しない場合の罰則はございません。これはあくまでも職員同士の飲酒に対する、飲酒絡みの事件、

事故に対する未然防止のための申し合わせ事項でございますので、これからも職員それぞれがその自覚を

持ち、私としてはしっかりと酒による不祥事が起きないように徹底的に呼びかけていきたいということで

ございます。

◎企画政策部長兼振興開発プロジェクト局長(友利 克君)

4点、誰に対する報告書か、市民に公表はしたか、ビッグイベントの3イベントは何回中止または延期

になったか、対象地はどのような経緯、これ対象地は建設場所ということでよろしいでしょうか。それで

は、順を追ってお答えいたします。

スポーツ観光交流拠点施設整備基本計画を策定するに当たっては、平成24年度の繰り越し事業で委託業

務として基本計画策定業務を実施しております。質問の報告書は、委託業者から市に報告書として提出を

された成果品でございます。

市民への公表についてでございます。本計画書策定後の平成25年9月3日に市長からマスコミ発表を通

し公表をしております。

次に、ビッグイベントの中止または延期についてです。ロックフェスティバルは、2005年から10回開催

されております。そのうち2011年に中止となっております。クイチャーフェスティバルです。2002年から

13回の開催がございます。そのうち2010年には2度の延期がありました。そして、美ぎ島ミュージックコ

ンベンション、これはことしからは宮古島ミュージックコンベンションというふうに名前を変えておりま

すけども、10回ほど開催ございます。ミュージックコンベンションについては、天候事情によっての中止

はないようでございます。

最後に、計画にある対象地、建設場所の決定に関する経緯でございます。これまでも議会で何度かお答

えしてまいりました。宮古島市スポーツ観光交流拠点施設位置等選定委員会を設置しました。そして、平

成25年の1月に2回、同年2月に1回、計3回の委員会を開催しております。平成25年2月26日には選定

委員会から市長に答申が行われております。

◎総務部長(村吉順栄君)

アルコール検知器で反応があった職員の当日の業務の取り扱いについては、公用車の運転はできないこ

とは当然ですが、業務を行えない状態であるかについては自己判断だと考えております。例えば検知器に

おいて基準値以下であっても反応がある場合は公用車の運転はできませんが、通常の業務に支障がないと

判断ができれば早退することなくデスクワーク等の業務を行うことは可能だと思っております。また、翌

日までアルコールが残らないような適切な飲酒に努め、翌日の業務に支障がないよう心がけるよう職員に

対し周知しているところであります。

次に、平成26年度繰越明許費についてお答えいたします。平成26年度の繰越明許費の総額は約65億

2,200万円となっており、平成26年度予算総額414億8,600万円の約15.7%で、繰越明許費における契約率は

約70%となっております。毎年事業の繰越明許は行われている状況ではありますが、平成26年度が前年度

と比較して大きくなった理由としまして、事業費の大きな事業が例年よりも増加していること、国の補正

予算による繰り越し事業が含まれていることであります。事業費の大きな事業としましては、ごみ処理施

設整備事業の約23億5,000万円、未来創造センター、これは仮称でありますが、新築事業が約5億4,900万

円、スポーツ観光交流拠点施設整備事業が約5億7,300万円、平良児童館建設事業が約1億5,300万円とな

っております。また、国の補正による事業としまして、消費喚起・生活支援型の事業でプレミアム商品券

事業が4億9,200万円、地方創生型の事業で人口ビジョン総合戦略策定事業が1,000万円、観光プロモーシ

ョン事業が約5,200万円となっております。これらの事業により約41億8,000万円の繰り越しで、繰越明許

費全体の約64%となっております。

市民生活に支障があるのではないかとのご質問ですが、今回の繰越明許費については、事業費の大きな

事業の繰り越しによる影響で繰越額が大きくなっておりますが、これらの事業に関しても供用開始は計画

どおり進め、市民生活に支障が生じることがないよう努めてまいります。また、国の補正による繰り越し

事業に関しましても市民生活に支障が生じることがないよう早目の事業執行に努めてまいります。

◎福祉部長(譜久村基嗣君)

まず初めに、地域福祉計画の策定業務についてでございます。

まず、1点目の繰り越しの理由といたしましては、本計画の下位計画として位置づけられている宮古の

子・育成プラン、それから宮古島市高齢者保健福祉計画並びに介護保険事業計画、みゃーく障がい者プラ

ンの計画改定が平成26年度に重なったこと、また平成27年度より施行された生活困窮者自立支援法に基づ

く制度を計画に織り込む必要があることから、各計画の整合性を図るため、作成時期を1年おくらせたこ

とが原因になります。

それから、影響についてですが、地域福祉の推進と人づくりが大きな要素を占めると考えておりますの

で、人づくりの部分を担うコミュニティーソーシャルワーカー委託事業については実施されておりますの

で、地域福祉推進に対する影響はないと考えております。

それから、計画策定の時期なんですが、平成28年3月末日を予定してございます。

次に、障害者計画及び障害者福祉計画の策定業務の繰り越しについてでございます。当初、障害者福祉

計画の見直しの予定でしたが、障害者計画も同時に見直すこととなった結果、予算不足が生じたため、業

務の一部、これはアンケート作成、配布それからその回収業務も含めてなんですが、職員で行いました。

障害者等のニーズを正確に把握するため、ある程度のデータが必要なため、関係事業所の協力も仰ぎアン

ケートの配布、回収を行い、全てのアンケートを回収後、分析業務を行ったため、3月末での業務終了が

困難となり、繰り越すことになりました。

2番目の地域への影響なんですが、障害福祉計画に係る目標数値は決定され、3月末に県へ報告を済ま

せておりますので、数字的なことはですね、地域の障害者福祉に大きな影響を及ぼすということはないと

考えております。

策定の時期なんですが、本年9月30日までの契約延長となっておりますので、計画策定もそれまでには

でき上がる予定となっております。

◎観光商工局長(下地信男君)

うえのドイツ文化村の指定管理につきまして、前回と今回の指定管理料の額はどうなっているかという

ご質問ですが、うえのドイツ文化村の指定管理につきましては、平成23年度までは財団法人博愛国際交流

センターが行っております。平成24年度から平成26年度までは株式会社南西楽園リゾート、今年度、平成

27年度からは株式会社南西楽園リゾートを前身とする株式会社ユニマットプレシャスという会社に指定管

理をお願いしているところです。前回というのは3年前の株式会社南西楽園リゾートの契約の数字だと思

いますが、平成24年度、それから今年度の平成27年度も指定管理料については年度協定書によりまして限

度額を2,550万円として契約をしております。

(「休憩お願いします。答弁漏れがあります」の声あり)

◎議長(眞榮城德彦君)

休憩します。

(休憩=午後3時36分)

再開します。

(再開=午後3時37分)

◎企画政策部長兼振興開発プロジェクト局長(友利 克君)

議会に報告があったかということですけども、報告という形はとっておりません。ただ、議員の個々の

求めには応じております。

◎副市長(長濱政治君)

失礼しました。答弁漏れがございました。

地権者の意向ということですけれども、一応話は市のほうからもやりまして、理解を示してもらってい

るというふうに思っております。

それから、飲酒の各部局の取りまとめということですけども、各部局の筆頭課長会議を今月中に行いま

して、今月中には取りまとめたいというふうに思っております。

(「休憩お願いします」の声あり)

◎議長(眞榮城德彦君)

休憩します。

(休憩=午後3時39分)

再開します。

(再開=午後3時40分)

本日の会議時間は、議事の都合によりこれを延長いたします。

◎國仲昌二君

それでは、再質問したいと思います。

まず、自衛隊配備についてですけれども、先ほど空白地域のですね、南西諸島にということで答弁があ

りました。先日ですね、尖閣諸島周辺の危機があるというような答弁もありましたけれども、きのうも新

城元吉議員が引用していましたけれども、尖閣諸島周辺についてはですね、軍事評論家の田岡俊次氏が5

月12日の琉球新報で尖閣問題は昨年11月の安倍、習近平会談で事実上の棚上げ、現状維持で合意したとい

うふうにコメントしています。また、先日宮古島で講演した軍事アナリストの小川和久さんも自衛隊の幹

部の話として「国有化で尖閣諸島周辺の緊張が高まったのは確かだが、マスコミが報道するように今にも

戦争が始まるような状況にはなく、安定しています」と紹介して、「これが専門家の見方です」というふ

うに話しております。つまり尖閣諸島周辺で衝突するおそれは非常に低くなったと、これが専門家の見方

のようです。

もう一つ、対艦ミサイル部隊を宮古島に配備する狙いというのが、中国の艦隊が宮古島と沖縄本島の間

の公海、いわゆる公の海ですね、を通過するのを有事に阻止できる能力を備えることだというふうに言わ

れていますけれども、公の海、公海ですね、通るのはどの国の船でも全くの自由であって、自衛隊を配備

して公海を通過する船を攻撃するというわけにはいかないのであります。さらに、海の国境を警備する沿

岸警備隊、日本では海上保安庁になりますけれども、それはほとんどの国では軍隊ではありません。なぜ

軍隊ではないかというと、これは国境紛争がすぐに戦争につながらないための安全措置だと言われており

ます。この考え方からすると、尖閣諸島周辺や国境での緊張を考えると、自衛隊配備ではなく海上保安庁

の配備強化が求められると考えますが、市長の考えをお伺いいたします。

それから、もしですね、この宮古島への自衛隊配備が尖閣諸島周辺の緊張による配備だとしたら、なぜ

尖閣諸島に近い石垣への配備ではなく宮古島への配備が先になるのか疑問です。これについてもお考えを

お聞かせ願いたいと思います。

それから、千代田カントリークラブへの県営公園誘致についてですけれども、先ほど確認したとおり宮

古島市が要請しているということです。となると、自衛隊配備の候補地として挙がっているのがこの用地

を断るべきか、あるいは県への要請を取り下げるべきかすべきじゃないでしょうか。これが県あるいは地

権者に対する礼儀ではないのでしょうか、お伺いいたします。

次に、一部マスコミによる市長が千代田カントリークラブの活用を打診したという報道についてですけ

れども、これが事実無根ということであれば、市長が議会に対してうそをついていたと思わせるような悪

質な記事であり、新聞社に記事の撤回を求めるべきではありませんか、お伺いいたします。

それから、去った5月に国境の島と言われる長崎県の対馬市に行ってきました。国境の島だけに陸上自

衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊が700人から800人程度配備されているそうです。いつごろから配備された

かは市の課長クラスでもわからないと言っていたので、多分40年以上前からでしょう。その対馬市がつく

ったですね、対馬市の概要という説明資料があります。この資料の中でですね、ちょっと紹介したいと思

いますけども、まず人口については、「人口の減少は昭和35年ごろから続いています。人口の減少に歯ど

めがかからない状況が続いています」とあります。人口は、昭和35年の約7万人から現在は3万4,000人、

半分以下になったということです。それからまた、同じく概要で産業についても説明があります。「漁業

は対馬の主要な産業です。しかし、漁獲高の減少や魚価の低迷など、漁業を取り巻く環境は厳しく、後継

者不足で漁業従事者は年々減少し、高齢化が急速に加速しています」。また、道路についても記載があり

ます。「国道382号線以外の道路は道幅が狭く、急カーブ、坂が多いなど、まだまだ整備がおくれています」。

財政問題については、「合併を決断したときに比べ、特に財政状況の悪化は予想を超えるものがあり」と

いう記述があり、説明では今後ですね、30億円以上の減額になるのではないかというような説明がありま

した。これが自衛隊基地が配備されている対馬市の概要の一部です。自衛隊を配備した場合のメリットと

言われているものは、この対馬市ではメリットになっていないようです。

宮古島に自衛隊が配備された場合、一時的に人口増、あるいは基地建設などの公共工事で二、三年は確

かに一部活性化するかもしれませんが、すぐにもとに戻るでしょう。自衛隊配備のメリットについては、

前里光惠議員の質問に答弁していましたけれども、この対馬市の現状についてどう思うのかお伺いいたし

ます。

次に、スポーツ観光交流拠点施設についてお伺いいたします。まず、計画の内容についてですね、伺っ

ていきたいと思います。この資料の53ページにですね、収支計画の検討というのがあります。まず、興行

というのがありまして、先ほど説明がありましたロックフェスティバルとか美ぎ島ミュージックコンベン

ションとかが予定されると、利用計画されるということなんですけれども、説明があったようにですね、

トータルで23回開催されていて、雨天とか台風とかで延期または中止になったのが3回と。33回のうち3

回ということであります。そしてまた、興行の中にですね、市が補助金を出しているトライアスロン関係

イベント、マンゴーまつりというのもあります。これは、補助金を出しているということは、この利用計

画では2日間で40万円という計画をしているんですけれども、ここを利用するとなった場合には市の補助

金も40万円増になるのかについても教えていただきたいと思います。

同じくイベントについてもですね、各種大会ということで中学校体育連盟関係、それから老人クラブ、

老人運動会、婦人演芸会、婦人運動会というのがあります。これも市が補助金を出している団体などです。

これも利用料は4万円。これも補助金を4万円増にするのかというのをお聞きしたいと思います。

それから、同じくイベントで、地域運動会ということで周辺幼稚園9カ所が4万円の利用料で利用する

という計画になっています。これも現実的な利用計画なのかお伺いいたします。

さらに、一般利用についてですけれども、これはフットサルコートを利用するということで、稼働率90%

としています。今宮古島のフットサルチームは、男女合わせて約20チーム程度。1チーム5名なので、100名、多くて百二、三十名と考えられます。この競技人口でですね、ことしはまだ一回も大会は開催されていません。ほとんど練習もしないようです。そういった現状の中で、120名程度の競技人口で2面できるコートを1日3.5回以上毎日毎日利用する計画というふうになっています。それから、ゲートボールです。ゲートボール場もまた配備されますけれども、これも近所の広場で今やっているのにわざわざ遠くに移動して、

さらにお金を払ってやると。さらに、高齢者の移動手段もどういうふうになるのか、お年寄りが何で移動

するのか、こういう計画になっています。これが本当に現実的な利用計画なのかというのをお伺いしたい

と思います。

それから、計画策定の背景として、雨天、好天時により例年ビッグイベントが中止または延期になる事

態が発生しているので、全天候型の大型コンベンションホールの建設の検討が行われたというふうになっ

ていますけども、気象庁のデータによりますとですね、宮古島で去年1時間に10ミリ以上の降水量があっ

た日は、私調べたら27日です。そのうち、イベントが行われるであろう土日に当たるのは8日。1年間の

うちに8日間ですね。そして、現状では先ほど言ったフットサル、ゲートボール、そして各種イベント、

そういった利用状況で本当に利用する人がいるのだろうかと、この計画をもとにするとですね、疑問を抱

かざるを得ません。これが44億円かけた事業なんですけども、これで市民は納得するのでしょうか。それ

をお伺いしたいと思います。

次に、職員の不祥事についてですけれども、私はこれまで何度もですね、ハインリッヒの法則を引き合

いに、軽微なミスをなくすということで大きな事務ミスあるいは事故などをなくすことができるのではな

いかと当局に訴えてきました。例えば今定例会でも小さなミスが少なからず発覚しております。一般会計

補正予算の議案書の予算額のミスによる差しかえ、条例がないのに使用料を徴収していたこと、3月定例

会の介護保険特別会計の訂正、当初予算に計上すべき予算を補正で計上していること。先ほどもまた3月

定例会の答弁の訂正もありました。私は、ミスを責めているわけではありません。このミスに対してどう

いう対応しているのかというのを問うているわけです。例えば今回の議案書の予算額のミスですけれども、

入力ミスは誰にもあります。だから、みんなでチェックして、間違いに気づいたということですけれども、

問題はその後間違えた資料を配付したということです。そこの原因は徹底して追及したのか疑問です。午

前中の平良敏夫議員の指摘に重なるかもしれませんが、業務マニュアルを作成していればそういった同じ

ようなミスというのはなくなるのではないでしょうか。1件1件のミスは取るに足らないものかもしれま

せんが、ただこれぐらいはいいかと流していく雰囲気がとんでもないミス、不祥事につながっていくとい

うことを指摘したいと思います。この件について再度ご答弁願います。

次にですね、請負契約の工事設計変更についてであります。先ほど答弁の訂正がありました。ところで、

この沖縄県農林水産部建設工事設計変更要領第3条によりますと、設計変更についてはプラス・マイナス

20%未満かつ2,000万円未満が認められています。ところが、平成25年8月に工事請負契約した宮国地区農

地保全整備工事の変更契約は27%の増となっており、要領に違反します。違反しても問題ないのかお伺い

いたします。

答弁を聞いてから再質問したいと思います。よろしくお願いします。

◎市長(下地敏彦君)

自衛隊に関連してたくさんの質問がございました。両方の評論家が尖閣については棚上げしているんで、

戦争は起こらないんじゃないかと、だから自衛隊を配備する必要はないんじゃないかという論理の展開の

仕方なんですけれども、2人の評論家が言っているのは、何もしなければ戦争が起こらないとは言ってい

ないんですよ。ちゃんとした抑止力をお互いに持っていれば戦争まですることはないという前提をあなた

はお話しになっていない。だから、そのためのちゃんとした抑止力をするために配備をするんですよとい

うことだと思います。当然海上保安庁も今たくさん船をふやして警備に当たっていますし、あわせて海上

自衛隊も配備をしているということであります。何で宮古島が先かというのを私に聞いてもわかりません

よ。それは、国防上どっちからするかと決めるのは国が決めることであって、まずは宮古島でやりたいと

いうふうに向こうが考えたんでしょう。それしか私には言えません。

それから、千代田カントリークラブのゴルフ場については、上里樹議員にも答えましたけれども、ここ

は県営公園の予定地ですよと、だから十分地権者と話し合ってくださいとずっと答弁しているじゃないで

すか。それで十分だと私は思っております。

それから、対馬市の事例、40年前から自衛隊が配備しているけれども、人口は相変わらず減少している、

漁獲量も減少している、従業者も減っていると、道路の整備もおくれていると、財政も悪化していると。

これと自衛隊の配備と直接関係あると思いますか。

(議員の声あり)

◎市長(下地敏彦君)

約40年前から配備してまだこれぐらいだということは、もし配備されなかった場合のことを考えてみれ

ばわかるんじゃないですか。だから、それは今配備されているのにそうだというふうな、だから要らない

という論理には結びつかないということを言いたいだけなんです。そういうことを考えております。これ

は、國仲昌二議員の考えと私の考えが違っているといえば違っているということになりますけれども、私

の見解としては以上です。

◎副市長(長濱政治君)

千代田カントリークラブ、県営公園として取り下げるべきではないかということでございますけども、

まだ具体的にどうなるかわからないというこの現段階で、取り下げるという考えは持っておりません。

それから、請負契約の工事設計変更についてでございます。平成25年8月6日の契約に対し、変更契約

を12月13日に行っております。議員ご指摘の工事は宮国地区農地保全整備工事だと思いますけども、平成

25年8月6日に5,120万1,990円で契約しております。変更契約は、同年12月13日に1,368万8,010円の増で

行われております。議員たしか27%とおっしゃいましたけども、26.7で、四捨五入して27ということだと

思います。この同変更契約は、県農林水産部の工事設計図書等作成要領の3の4のページの4、契約変更

の範囲の(4)で、変更見込み金額が当初請負代金額の30%を超える工事は、現に施工中の工事と分離し

て施工することが困難なものまたは緊急を要する工事を除き、原則として別途契約するものとするという

規定に基づき、変更契約を行ったところです。つまり30%以内であれば、工事を別途発注することなく変

更契約は可能ということになります。議員ご指摘のその変更見込み額が当初金額の20%または2,000万円を

超えるものというものは、これは所属長は当該設計変更の内容が下のほうにあるアに該当するものである

ときはあらかじめ契約担当者等の承認を受けるものとするという規定によるものであり、この変更契約に

係るものは30%未満ということになると考えております。

◎企画政策部長兼振興開発プロジェクト局長(友利 克君)

基本計画の収支の中身、内容についてでございます。

まず、トライアスロンも有料となっていると、40万円ほどの利用料となっている、その分を現在のトラ

イアスロン関係の補助金に上増しをするのかということでございますけども、これについてはそういう検

討はしておりません。そのほかの中学校体育連盟、それから周辺のといいますか、地域の行事等の使用、

利用についても有料となっているということでございますけども、基本計画の中では議員ご指摘の中学校

体育連盟などの各種大会、それから幼稚園、保育園などの運動会利用、つまりは地域行事というふうに言

っております。そしてまた、一般のですね、市民利用についても他の先例のドーム型施設を参考に有料利

用というような基本計画の内容にはなっております。ただ、一方でですね、このスポーツ観光交流拠点施

設は市民スポーツの活性化など、公共施設としてですね、大きな役割も担っております。今後その利用料

の設定についてはですね、現在あります体育館、それから陸上競技場、博物館、それから公民館など、他

の公共施設の利用料を参考にですね、今後検討していくということになります。

もう一つですね、このスポーツ観光交流拠点施設のですね、狙いといいますのは、地域活性化施設、つ

まりは経済効果のある施設ということで、計画書の中にもありますように9億1,800万円余りの経済効果を

見込んでいると、が期待されるということで一応計画の中にうたっております。そういう公共的な施設と

いう側面と誘客効果の高い地域活性化施設という両面があるわけでございますので、今後はですね、確か

に収支350万円ほど基本計画の中では不足をしておりますので、収支計画をあわせながら、またそういう活

性化のためのですね、さまざまなイベントをしっかりこの施設でもってですね、企画、イベントをしてい

くということが大事かというふうに思っております。

(「休憩お願いします」の声あり)

◎議長(眞榮城德彦君)

休憩します。

(休憩=午後4時04分)

再開します。

(再開=午後4時04分)

◎総務部長(村吉順栄君)

職員の研修内容等充実に努め、業務によってはマニュアルを策定して市民サービスの向上に生かしてい

きたいと考えております。

(「休憩お願いします」の声あり)

◎議長(眞榮城德彦君)

休憩します。

(休憩=午後4時05分)

再開します。

(再開=午後4時16分)

◎市長(下地敏彦君)

まず、左藤章防衛副大臣が来て、何で宮古島が先かというのについては特に説明はございませんでした。

宮古島についてこういうふうにやりたいという説明でしたので、その説明を聞いただけです。

千代田カントリークラブのゴルフ場関連については、私はこれまでも議会でずっと答弁しています。そ

れは市民も全部知っていると思いますから、それで十分だと私は思っています。

◎議長(眞榮城德彦君)

市長、マスコミへの抗議はどうしますかということですが。

◎市長(下地敏彦君)

だから、そういうのを議会で答弁ですから、それで十分だと私は思います。

◎議長(眞榮城德彦君)

マスコミに抗議をする必要はないと。

◎市長(下地敏彦君)

ないと思う。

(何事か声あり)

◎市長(下地敏彦君)

重大な発言だな、あんたは。幾らそこにいていてもそんな言い方はないだろう。

(「訂正させてください」の声あり)

◎議長(眞榮城德彦君)

静粛に願います。

◎國仲昌二君

ご答弁ありがとうございました。それでは、私見を交えてですね、再質問したいと思います。

インターネットからですね、ことしの2月11日付の西日本新聞の朝刊記事を入手しました。「国防を問

う。変貌する自衛隊」という特集記事で、与那国島への自衛隊配備を取材したものです。その中で、自衛

隊幹部の本音の意見が出ています。「基地が攻撃対象になるのは当然。一番厄介なのは住民避難だが、そ

んな話をすれば駐屯地の新設に支障を来す」、つまり住民の避難は自衛隊の任務ではないということです。

防衛問題に詳しい中京大学の佐道明広教授も、「自衛隊は、外敵対処が第一の任務。戦闘の最中に住民避

難に回す余力はないだろう」というふうに指摘しております。これは当然の話であります。自衛隊の任務

は攻撃してきた敵に反撃することが任務であり、住民の避難誘導は自衛隊の任務ではありません。このこ

とをしっかりと市民に理解させないと、有事の際に住民の避難誘導をしない自衛隊が住民に批判されるお

それがあります。平時のときの災害時に、自衛隊は命がけで行方不明者の捜索、救難、被災者支援などを

行っています。私も東日本大震災の2カ月後に現地に入る機会があり、本当に悲惨な状況の中で自衛隊の

皆さんがご苦労された話を聞き、心を打たれたものです。ただ、宮古島に自衛隊基地が配備されるという

ことは、冷静に国防の観点から考えてなくてはいけません。宮古島に基地ができるということは、先ほど

の自衛隊幹部が話した、基地が攻撃対象になるのは当然であり、そうした武力攻撃事態等においては沖縄

県市民保護計画にあるように、自衛隊はその主たる任務である我が国に対する侵略を排除するための活動

に支障が生じない範囲で国民保護措置を実施する。つまり敵への対処に支障が生じれば、市民の保護措置

は実施しないということになります。

市民は、宮古島への基地配備は日本の国防上必要不可欠なのか見きわめる必要があります。そして、必

要不可欠と判断すれば、危険を覚悟し、日本国の領土を守るために基地を配備するということになります。

逆に基地を配備しないと判断した場合、本当に将来にわたって敵が攻めてこないと言えるのか、国防上本

当に大丈夫なのかという疑問に明確に答える必要があります。まさに今市民は議論をすることが必要です。

いずれにせよ、こんなことじゃなかったというのでは遅いのです。自衛隊基地配備は、今の私たちの時代

だけではなく、子供や孫の時代までの問題なのです。

けさフェイスブックに30代の男性、小さな子供をお持ちの方なんですけれども、書き込みがあったので、

紹介します。「最近とても気になること。自衛隊配備について。正直に言えばわからない。子供たちのこ

ととか、将来どうなるか全く予想がつかない。だけど、これだけは言いたい。目の前の金に目がくらんで

大人だけのもうけを考えてほしくない。この島は、将来のある子供たちのものだ」と。これが30代の声で

す。そして、それに賛同する声もたくさん載っていました。私は、まさにこのような宮古島の将来を大き

く左右する問題こそ、主権者である市民の間で大いに議論を深めて、その後住民投票により決めるべきこ

とだと考えます。

最後に、住民投票についての市長の考え方を伺いまして、私の一般質問を終わりたいと思います。あり

がとうございました。

◎市長(下地敏彦君)

前回もお答えしましたけれども、極めて、国防の問題は国の専管事項でありますので、なじまないと思

います。

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