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平成27年12月議会

◎國仲昌二君

今定例会の一般質問も最後となりました。最後となりますと、重なる部分、多々ありますけれども、一

部割愛しながらですね、私見を交え、質問していきたいと思います。当局には、市民にわかりやすい丁寧

なご答弁してくださるようお願いいたします。

それでは、まず初めに公務員と利害関係者との飲食に対する認識についてお伺いいたします。市長は、

9月定例会での市長と副市長がこの事業、平成26年度不法投棄ごみ撤去事業ですね、を請け負った業者が

催した酒宴に参加したかどうかという旨の質問に対し、請負業者というのは事業が無事に完了したから、

そのお祝いをしましょうというのはごく普通、招待されたときは私は参加していますよ、これだけが、こ

れだけというのはつまりこの業者だけの酒座に特別に参加したというわけではないという答弁をしていま

す。つまり請負業者の酒座に招待されたら、市長は何のためらいもなく参加しているということです。市

と請負業者は利害関係にあると考えますので、お伺いいたします。

1点目、利害関係者との飲食について、市長はどう認識しているのか。2点目、市長は利害関係者との

飲食について職員に指導などは行っているのか。この2点についてご答弁をお願いいたします。

次に、自衛隊配備と国民保護計画についてお伺いいたします。宮古島への自衛隊配備は、平素からの部

隊等配置による抑止体制の確立であり、武力攻撃事態を想定したものであります。武力攻撃事態等におけ

る国民の保護のための措置に関する法律、いわゆる国民保護法では、市町村長は、武力攻撃事態等に備え

て都道府県の国民の保護に関する計画、国民保護計画に基づき、市の国民保護計画を作成しなければなら

ないとなっております。また、市町村長は、その国民保護計画を作成したときは、速やかにこれを議会に

報告するとともに、公表しなければならないともなっております。先ほど亀濱玲子議員も質問していまし

たので、私はこの計画はどのように公表されているのか、ホームページでも公表されているのかについて

ご答弁を求めます。

次の宮古島市人口ビジョンの策定の取り組み状況につきましては、これまで何名かの議員が質問し、ご

答弁をいただきましたので、割愛させていただきます。

次に、スポーツ観光交流拠点施設の事業費及び起債額についてお伺いいたします。スポーツ観光交流拠

点施設の事業費については、当初は30億円ということでスタートしました。それがいつの間にか37億円に

なり、去った6月定例会では、平成28年度の債務負担行為設定で何と44億円近い事業費になっています。

つまり事業当初からふえた事業費だけでも約14億円という膨大なもので、さらに事業費がふえるのではな

いかと市民からは心配の声が聞こえます。今年度だけ見ても、昨年度からの繰り越しが6億5,000万円、今

年度当初予算で16億5,000万円、合わせると23億円になります。そして、6月に債務負担行為を設定した平

成28年度の限度額が18億8,500万円、そしてまた今定例会に補正予算として7億3,000万円計上しています。

当然それに連動する形で起債、いわゆる借金の額も増額しているはずです。

そこで、お伺いいたします。今年度の事業費及び起債額は幾らになるのか。来年度の事業費及び起債額

は幾らになるのかについてご答弁をお願いいたします。

それから、スポーツ観光交流拠点施設の有効活用検討会議についてもお伺いいたします。スポーツ観光

交流拠点施設の利活用については、これまでゲートボールやフットサルを中心に考えているというような

答弁があり、私は、それでは市民の理解は得られないという指摘をしてきました。また、建物をつくるの

を先に決めて、その後に何に使うかを考えるのは順番が逆ではないかとも指摘してきました。去った8月

の臨時会において、庁内に有効活用検討会議を立ち上げたという答弁がありましたので、2点質問いたし

ます。

1点目は、これまで会議は何回開催されたのでしょうか。2点目に、現在どのような活用案が示されて

いるのでしょうか。ご答弁をお願いいたします。

次に、伊良部地区のごみ問題についてお伺いいたします。まず、不法投棄についてです。先月、宮古島

市などから補助金を受けている団体が伊良部佐和田の市有地に雑草や雑木などの不法投棄をしていたとい

う事件がマスコミ報道されました。ごみの不法投棄問題がクローズアップされているときに不法投棄をす

ることにも驚きますが、さらに市などから補助金を受けている団体と聞き、驚きを通り越してあきれてし

まいます。その団体によると、一時保管する考えだったということなんですけれども、2点お伺いいたし

ます。

1点目、その後、その場所の不法投棄ごみは撤去されていますでしょうか。2点目、市として、その団

体にはどのような指導を行ったのか。この2点についてご答弁をお願いします。

次に、ごみの一時仮置き場についてお伺いいたします。伊良部陸上競技場の隣に伐採した雑木や雑草、

その他のごみが野積みされています。その場所には一時仮置き場という看板がありますが、どの程度の期

間、一時仮置きするのかわかりませんけれども、この中には10年以上放置されているのではないかという

ごみもある、ごみを指摘する声もあります。なぜ直接処分しないのか、なぜこの場所に一時仮置きしなけ

ればならないのか、私には理解できません。この野積みされたごみは、今後どう処理するつもりなのか、

お考えをお伺いいたします。

次に、造林事業の伐採後の処理についてお伺いいたします。この場所は、伊良部の佐和田地区です。造

林事業を実施した後に、伐採した雑木等がそのまま野積みされています。シロアリも発生していると聞い

ており、農作物への影響が懸念されます。これは、そのまま放置しておくつもりなのか、お伺いいたしま

す。

次のイノシシのものと思われる農作物の被害状況とその対策については、何名かの議員が質問していま

すので、割愛させていただきます。

次に、道路行政についてお伺いいたします。県立宮古病院から大原地域までの道路、いわゆる大原線に

ついてですが、下地線から大道線までの間、サンエーカママヒルズ店の北側のほうになるんですけれども、

道路としてはまだ開通していません。しかしながら、この区間は駐車場から通れるようないわゆる抜け道

となっています。ですから、下地線側の出入り口は下地線両方向の車両と宮古病院側からの車両に加えて、

抜け道からの車両もあり、いびつな十字路のようになっていることから、車両が大変混み合って、危険な

状況です。また、この抜け道は児童生徒も通学路として利用しており、事故に巻き込まれないか心配にな

ります。この状況には何らかの対策が必要だと考えますが、当局のお考えをお伺いいたします。

次に、マリンターミナルビルについてお伺いいたします。まず、有効活用をお聞きする前に、金額の確

認をしたいと思います。今定例会一般質問初日、前里光惠議員のマリンターミナルビル関連の質問に、港

湾課の家賃が年間約900万円、水産課の家賃が約310万円と答弁しています。去った6月定例会では、港湾

課については倉庫と事務所を合わせて1,600万円、水産課については月額30万円と答弁していたはずです。

なぜ金額が違っているのか、ご答弁をお願いします。

次に、伊良部地区小中一貫校についてお伺いいたします。地元紙によると、平成29年4月開校を目指し

ていた伊良部島小学校、中学校は、用地変更や新たな用地取得などで作業が大幅におくれているため、開

校時期が大幅にずれ込んでいる、平成29年度開校を見込んだ場合、平成26年5月までに国への事業採択申

請をしなければならなかった、開校は早くても平成31年4月となるという報道で、教育長も今定例会で、

そう見込んでいると答弁しています。また、開校時期がおくれている主な原因は用地取得にあるというこ

とですけれども、現在の学校用地を活用すれば、用地取得の予算も時間もかけないでできたのではという

市民の声があります。

そこで、3点お伺いいたします。1点目、マスコミによる平成29年開校は昨年5月の時点で無理だとい

うことがわかっていたはずなのに、その後も平成29年度開校予定と答弁し続けたのはなぜでしょうか。

2点目、今定例会に計上した関連予算は全額繰り越しになっていますが、なぜ今年度は事業を行わない

のか、来年5月の事業採択申請に間に合うのか、お伺いします。

3点目、なぜ現在の学校用地は活用できないのか、ご答弁をお願いいたします。

次に、水道行政についてお伺いいたします。来間島では、時間によって水道の水圧がかなり低くなって、

水利用に支障を来しているということです。来間島では、現在大型リゾート施設の工事が始まっており、

その施設が完成したら、さらに水圧が低くなってしまうのではと住民は心配しております。加えて、宮古

島からの送水管の老朽化についても心配しております。当局としては、この状況を把握しているのか、ま

たどのように考えているのか、お伺いいたします。

答弁をお聞きして再質問いたします。よろしくお願いいたします。

◎市長(下地敏彦君)

市の利害関係者との飲食についてでございます。市が発注する事業について、事業着工の安全の祈願祭、

あるいは事業終了後の完成祝いには、社会通念上、案内があれば参加をいたしております。

次に、職員に対しては、市民の疑惑や不信を招かないよう常に心がけて行動するよう注意喚起をいたし

ているところであります。

◎企画政策部長兼振興開発プロジェクト局長(友利 克君)

スポーツ観光交流拠点施設関連の質問にお答えいたします。

まず、今年度の事業費、それから起債額、来年度の事業費、起債額について。今年度の当初事業費は16億

5,000万円でございました。これに今回補正予算として計上してあります7億3,300万円を加えますと、約

23億8,000万円になります。そのうち起債額は、沖縄振興特別事業債を活用し、4億7,600万円を予定して

おります。来年度です。補正計上前は18億8,500万円ほどを予定しておりました。今回の7億3,300万円の

補正が承認されますと、来年度の事業費は約11億1,000万円ほどになります。それに伴いまして、起債額は

2億2,100万円ほどを予定しているところでございます。なお、起債額の2分の1は後年度の地方交付税で

措置されるということになっております。

次に、有効活用検討会議についてでございます。何回開催されたか、活用案が示されているのか、お答

えします。スポーツ観光交流拠点施設の有効活用等検討会議は、施設の有効活用を図る目的で、庁内関係

16課の課長、また代表ですね、を構成員として8月に立ち上げております。現在まで2回開催をしていま

す。その中では、現在各課が所管をする既存の行事、関連する県レベルあるいは全国規模のイベントや会

議など、誘致可能なイベントなどを洗い出し、今後の誘致活動に生かしていくことを確認しております。

また、スポーツ観光交流拠点施設の有効活用を促進するためには、市民や民間企業との連携が重要と考え

ております。今後は、宮古島商工会議所、宮古島市体育協会、リゾート関連企業などとの連携を図りなが

ら、幅広い利活用を促進していく考えでございます。

◎教育長(宮國 博君)

現在の校地で活用、転用はできなかったかというふうなご質問ですけれども、結の橋学園を、要するに

伊良部島の4つの学校を1つにするというようなスタートからですね、まず佐良浜地区と伊良部地区の児

童生徒が通えるのに適当な距離を確保すると、一方に負担を強いるような形はないというようなことが伊

良部地区の人たちの強いご意見でもございました。したがって、今の佐良浜地区、それから伊良部地区の

いずれかの学校を使うというのは想定はされておりませんでした。統合協議会の中ではいろんな話が出ま

したけれども、幾つかの条件が出ました。まず、一貫校であるということ、それから両地区の通学のため

に中間点であるということ、それからもう一点、いわゆる災害、津波等の災害がある場合の避難の施設で

あるというふうなこと等がございましてね、それを基礎にして考えると、伊良部と佐良浜の中間点という

ことになります。そこで、現在我々が取得を目指している土地になったということでございます。

それから、なぜ昨年度まで平成29年度とずっと私が言い続けていたかというふうなことなんですが、ま

ず用地をどの場所にするかという確定がされておりませんし、それから予算がつかないという間はですね、

ほとんどの状況の把握というのが大変難しかったわけなんです。それで、私はずっと平成29年度の予定で

すよと当初立てた予定を続けていたということでございます。幸い本定例会で予算を計上してございます

ので、どうぞご議論をお願いしたいと。その予算を執行する中で、2年ほどのおくれが出る見込みですと

お答えをしているところでございます。

それから、予算の繰り越しですね、これについては、事業はもう予算が認められ次第作業に入りますの

でね、その繰り越しの理由等々については事務局のほうでご説明をさせていただきたいと思います。

◎総務部長(村吉順栄君)

市の国民保護計画についてのご質問にお答えいたします。

宮古島市国民保護計画の策定については、平成18年6月30日に宮古島市国民保護協議会条例を制定し、

平成19年3月27日に協議会へ諮問、同日、第1回宮古島市国民保護協議会を行い、平成19年4月18日に第

2回協議会を行っております。平成19年4月26日には宮古島市国民保護計画案の答申を受け、同4月27日

には保護計画案の決定を行っております。平成19年5月7日付で沖縄県知事と協議を行い、同5月24日に

異議なしの回答を受け、議会への報告については平成19年9月定例会で行っております。ご質問の市のホ

ームページでの掲載は行っておりません。

◎農林水産部長(砂川一弘君)

伊良部地区のごみ処理について、ごみの一時保管場所について、その後、その場所の不法投棄ごみはど

うなっているのか、団体にはどのように指導したのかということについてお答えをいたします。

運搬した雑草、雑木については、市のリサイクルセンターや民間の処理施設に運び、適切に処理するよ

う指示をいたしました。このことにつきましては、警察のほうも現場を確認しており、運び出す際には警

察の許可が、確認が必要とのことで、現在警察の立ち会いのもとで運び出しの作業を行い、処理をいたし

ております。ただ、雨が続いたこともあって、まだ終了はしておりませんが、作業が終了するのは来年1

月ごろを見込んでおります。団体への指導ですが、雑木、雑草等の処理を行う場合には、一時仮置き場を

含め、市の確認をとるなど、適切にするよう指導いたしております。

次に、造林事業の伐採後の処理についてですが、造林事業では森林、雑木等を伐採、整理した後に整地

を行い、その地に適した木々を新しく植えつけをいたしております。伐採した雑木等の処理につきまして

は、時間はかかりますけども、将来的には堆肥としての効果があることなどから、基本的には造林事業地

内での処理をしております。シロアリが発生するのではないかとのことですけども、これについてはちょ

っと確認はしておりませんが、今後調査を行い、対処していきたいと考えております。

◎建設部長(下地康教君)

まず、伊良部地区のごみ処理に関するご質問にお答えいたします。

伊良部陸上競技場に隣接した箇所にごみが野積みされているというご質問でございました。現在まで市

有地を管理しています伊良部支所との間で、道路維持管理において発生する雑木等を一時仮置きする場所

として利用することが今まで取り決められてきております。今後ですね、そういったものをですね、資源

リサイクルセンターや民間の処分業者等といろいろ話し合いを持ちまして、そちらのほうに依頼を検討し

ていきたいというふうに考えております。

次に、道路行政についてのご質問がございました。これは、今現在事業化しております大原線の一部で

ございます。当該路線は、ホテルアトールエメラルド宮古島前からですね、港湾のホテルアトールエメラ

ルド宮古島前の交差点を起点として、東環状線までを終点とする大原線で、都市計画決定道路でございま

す。この箇所はですね、都市計画決定された大原線の一部でございまして、いまだ未整備となっておりま

すが、大道線ほか1路線道路改良工事において、これあわせてですね、長さ110メートル、幅員16メートル

にて両側歩道を設置する計画であり、ことしの10月に県が進めるマクラム通り線の事業にて県警との交差

点協議が終了しておりますので、今後県のほうで交差点改良工事が予定されております。市としてもそれ

にあわせて整備をしていくという計画になってございます。

◎上下水道部長(砂川 嚴君)

来間島の水道についてということで、1点目、来間島では、時間によって水道の水圧がかなり低くなっ

て、支障を来している。2点目が大型リゾート施設の工事が始まっており、施設が完成したら現状よりも

水圧が低くなると住民が危惧している。3点目、送水管の老朽化も心配しているが、当局としてこの状況

をどう考えるかというご質問です。一括してお答え申し上げます。

1点目の水圧の件ですが、12月9日に集落の中間あたり、あと配水池の下でですね、一応24時間の水圧

計測定器を設置して測定した結果、各時間帯とも0.17メガパスカル、配水池下で0.15メガパスカルと、い

ずれも基準値はクリアしておりますが、今後とも水圧を注視していきたいと考えています。

2点目のリゾート施設完成後に危惧される水圧低下についてですが、まだ企業との配水、給水同意に至

っておりませんが、地域住民に支障を来さないように配慮して企業との協議を進めてまいりたいと考えて

おります。

3点目の海底送水管の老朽化についてですが、平成12年度と平成25年度に点検調査を行っております。

結果、異常はありませんが、完成から約40年経過しているということでありますので、今後ともですね、

点検を定期的に行いまして、安定供給に努めてまいりたいと思います。

◎副市長(長濱政治君)

港湾課が約1,600万円、それから水産課が約300万円ということですけれども、水産課の場合ですね、月

額で約26万円、それに共益費が4万8,000円です。月額ですね。年額にすると300万円余りいくと。それか

ら、港湾課の場合は部屋を2つ借りておりまして、月額で74万5,000円、それから年額で894万2,000円、そ

れと駐車場で48万円、年額で……済みません。港湾課、これが事務所費で1,059万8,400円、年額ですね。

それから、駐車場代で48万円、これで1,107万8,400円、それと水産課で、さっき言った家賃でいきますと、

家賃と共益費で392万9,000円、港湾課と水産課で合わせますと1,500万円余りですね。それプラス港湾課の

ほうで共益費が年間で164万4,000円、これで約1,600万円余りと。今私どもが言っているのは家賃だけとい

うことでした。共益費プラスしていくと、その額になるということでございます。

◎教育部長(仲宗根 均君)

本年度の執行を行わないのかという伊良部小中一貫校についてのご質問の件でございます。今回12月の

定例会でですね、予算計上されていますのが用地購入費、それから用地造成測量設計委託業務ですね、そ

れから建設基本設計委託業務費を今回計上しているところでございます。用地購入費につきましては、私

たちのほうも来年1月の下旬ごろにはめどはつくだろうなという思いはしています。ところが、これは仮

契約ですよね。この仮契約を本契約にするためには、3月の定例会が今想定されている直近の議会でござ

いますので、これを終わって登記を行うということになると、もしかすると3月を越えて4月にずれ込む

かもしれないという思いが実はあります。その件もございまして、万が一ですね、そういう場合になった

らということで、今私たちのほうでは全額の繰り越しをしているというふうな状況でございます。もちろ

ん先ほど言いました委託料につきましては間違いなく一部の繰り越しは発生するだろうなということは想

定をしながら今回の予算の計上しているところでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。

◎國仲昌二君

ご答弁ありがとうございました。伊良部地区のごみ問題、それからまた大原線ですね、そして小中一貫

校、きちんと間に合わせていただきたい。また、来間島の水道についてもですね、きちんと対処していた

だきたいというふうに思います。

それでは、再質問いたします。まず、利害関係者との飲食に対する認識についてですけれども、市長の

答弁ではですね、業者との飲み会は社会通念上許される範囲でやっているというような答弁だったかと思

いますが、世間一般の、判断からして、利害関係者とどういうふうな関係を考えているかというのをちょ

っと調べてみました。ここに国家公務員の倫理保持のためのルールというのがあります。これは、国家公

務員倫理審査会というのが出している資料です。これは、国のほうから国民の皆様にご理解とご協力をお

願いしますということで、国のルールがこうなっているんで、理解してくださいということです。そして、

これは何のためにつくるかといいますと、国民の疑惑や不信を招くことがないようにつくられている。そ

して、このルールのほとんどは利害関係者との関係についてのものですというふうになっています。それ

では、利害関係者とはどういう方たちを想定しているかと、国家公務員がですね。当然、これ8つあるん

ですけれども、7番目に契約を締結している事業者等、あるいは契約の申し込みの可能性がある事業者で

すね。そして、国はかなり厳しいんですね。補助金等の交付があるので、地方公共団体や特殊法人の職員

も利害関係者になり得ると。そして、もっと厳しいのが8番目です。予算、定数、定員の査定を受ける国

の機関、要するに財務省の予算を査定する職員とその他の機関の職員、予算を担当する職員というのは利

害関係にあるというまで言い切っています。そして、その利害関係者との間のルールということで説明あ

るんですけども、細かいところまで、結婚披露宴のご祝儀、葬儀の際の香典、弔電、花輪、これについて

もいろいろ説明されています。そして、当然国家公務員は利害関係者から飲食等のもてなしを受けること

はできません。ゴルフも観劇などによるものもできないと。職務として出席した会議であっても条件があ

りますよ、公的な性格を有するものでも規定がありますよということです。そして、当然また利害関係者

から無償で役務の提供を受けることはできない。自分が費用を負担する場合でも、ゴルフ旅行、遊技、こ

れはマージャンなどと書いてあるんですけれども、できないと。酒とかですね、食事のもてなしを繰り返

し受けるというのは利害関係者でない者との間でもできませんよという厳しいルールを国家公務員は定め

ています。これは、国家公務員だけではありません。多くの自治体もですね、ルールを定めています。例

えばお隣の石垣市、市民から疑惑や不信を招かないようにということで、職員倫理条例が定めてあります。

その中で、やはり利害関係者との関係を厳しくルール化していて、飲食の提供を受けることについては、

職務外はもちろん、職務上の会合においても禁止しています。提供を受けた場合、職務上の場合は5,000円

以上、職務外にあっては、自己負担であっても、3,000円以上の飲食であれば報告義務が課されております。

そういう厳しい内容になっています。これが世間一般の社会通念上の利害関係者との関係の常識だと思い

ます。ですから、宮古島市でも、ことしの3月定例会で私が質問したのに対し、市民から疑惑や不信を招

かないよう徹底する、職員倫理条例制定に向けて取り組むというふうに答弁しているんじゃないですか。

こういうのも踏まえて、再度市長の利害関係者との飲食についての認識についてご答弁を求めたいという

ふうに思います。

次に、自衛隊配備と国民保護計画について再質問いたします。平成25年12月17日に閣議決定した防衛計

画の大綱によれば、島嶼部に対する攻撃への対応については、侵略を阻止、排除し、島嶼への侵攻があっ

た場合には、これを奪回する。その際、弾道ミサイル、巡航ミサイル等による攻撃に対して的確に対応す

るとうたわれており、まさに武力攻撃事態が想定されています。また、陸上自衛隊のホームページに、島

嶼部に対する攻撃への対応というPR映像によりますと、1、平素からの部隊等配備による抑止体制の確

立、2、実力部隊の緊急的かつ急速な機動展開、3、水陸両用部隊による奪回という3つのタイトルが出

て、3段階のそれぞれの訓練の様子が映し出されています。この訓練は、映像に出てくる地図から、宮古

島や八重山など南西諸島を想定しているのは明らかです。このことからしても、宮古島への自衛隊配備は

平素からの部隊等配置による抑止体制の確立でもありますが、ミサイルを配備することにより、敵の重点

軍事目標になるリスクが高くなり、それゆえに敵に占拠された場合の水陸両用部隊による奪回、つまり武

力攻撃事態も想定しているのは明らかであります。そうであるならば、市長は市民に対し、武力攻撃事態

を想定した市民の安全確保、市が策定してある宮古島市国民保護計画の中の島外避難における備えにある

ように、全住民の避難を視野に入れた体制の整備について具体的に取り組んで、市民に説明すべきだと考

えます。先ほどの亀濱玲子議員の質問に対し、これから調査して検討したい旨の答弁があったかと思いま

す。しかし、自衛隊配備についてはもう予算要求されている段階です。いつ具体的な計画を策定する考え

なのか、お伺いいたします。

次に、スポーツ観光交流拠点施設について再質問いたします。先ほどの答弁では、補正予算の7億3,000万

円については来年度は減額するということなので、事業費は変わらないということで、一安心いたしまし

た。

施設の有効利用について再質問いたします。以前の議会答弁で、基本計画の中に既存の体育館とのすみ

分けというのもうたわれておりますので、体育館でできるようなスポーツはこの交流施設では今のところ

想定していないと答弁しています。ところで、このたび宮古島市スポーツコンベンション推進協議会が設

立され、各種スポーツの合宿やキャンプ、大会などの誘致に取り組むという地元マスコミ報道がありまし

たが、私はこの記事を読んで、違和感を覚えました。というのも、例えば総合体育館ですら雨漏りするな

ど、満足な体育館もないのに、優先して建設しようとしない。プロ野球のキャンプができるように野球場

も改修しない。そういう中で各種スポーツの合宿やキャンプ、大会などの誘致に取り組むというのがよく

理解できません。またまた約44億円で建設するスポーツ観光交流拠点施設では体育館でできるようなスポ

ーツはできないから、新たな体育館やスポーツ施設をつくりましょうと言い出さないかと心配になります。

スポーツ観光交流拠点施設を体育館機能としても活用できるような施設利用について、有効活用検討会議

で検討していただきたいと思います。この施設の規模であれば、全国大会レベル、あるいはプロスポーツ

レベルの誘致も可能となります。当局のお考えをお伺いいたします。

次に、マリンターミナルビルの家賃についての答弁ですけれども、6月定例会で港湾関係が1,600万円、

それから水産関係が360万円、この額を今説明を受けたら、そのとおりだと言っていました。何で900万円

とか310万円とかという答弁をするのかというのは後で指摘したいと思います。

私は、6月定例会の数値をもとに質問をしたいと思います。この施設には港湾課、水産課、そして待合

ロビーまで含めるとですね、これまで累計で5億円以上の家賃が発生したというふうに考えます。そして、

今回の約3億円の購入。決して安い買い物ではないと思います。マリンターミナルについては、市民の間

でもさまざまな意見があります。当局は、今後の活用について、港湾関連施設として活用したいというよ

うな答弁をしているかと思いますが、私は多くの市民が納得できるように、今後の活用については広く市

民の皆さん、できれば若い世代の皆さんから意見を募集して、活用方法を検討してみてはどうだろうかと

考えます。当局のお考えをお聞かせください。

ご答弁をお聞きして再々質問いたしたいと思います。よろしくお願いします。

◎市長(下地敏彦君)

市の職員と公共工事を担っている企業との間の関係、そういうのをやるためにしっかりとした倫理規程

は必要であるというふうに思っております。国家公務員の倫理規程、かなり厳しい倫理規程になっている

なという気がいたします。十分参考にしながらですね、市の職員の規律というのを考えると、なるべく早

期に制定に向けて努力をしていきたいと思います。

◎副市長(長濱政治君)

マリンターミナルの活用についてでございます。マリンターミナルビルは、都市計画用途地域における

臨港地区内に港湾関連業務用施設として立地しております。この臨港地区では、宮古島市分区条例が適用

され、当該ビルが立地する場所は商港区、商いの港区としての土地利用が制限されております。現在海運

会社、多良間海運、はやて海運、それから沖縄総合事務局水利事業所、港湾工事に従事する会社等が入居

しており、会議室も備えていることから、各種会議場としても有効に活用されております。また、平成26年

度に路線バスの結節点をターミナルビル前に整備したことにより、当該ビル1階フロアが待合所としても

活用されておりますので、今後も公共性の高い施設として利用が望まれております。結構利用されており

まして、その有効活用と、これ全面的な有効活用というふうなことにもしなるとすると、これ相当今入っ

ている方々も出されるのではないかというふうに心配しているところもございまして、どの程度市民の声

が聞けるのか、これは今から検討していきたいというふうに思います。

◎企画政策部長兼振興開発プロジェクト局長(友利 克君)

体育館機能といいますか、体育館でできるようなスポーツがスポーツ観光交流拠点施設でできないかと

いう質問です。これは、せんだっての垣花健志議員の質問にもお答えいたしました。現在、人工芝仕様と

いうことで、その設計の変更はなかなか困難な状況ですと。現在、機材などを使うことによって人工芝を

保護しながら、スポーツや祭り、イベントが可能かどうかの調査をしているところでございます。

それから、有効活用検討会議で話し合えないかということですけども、現在は有効活用検討会議は庁内

を中心に意見交換をしているところですけども、今後はスポーツ関係者、それから経済団体などなど、さ

まざまな団体に裾野を広げてですね、意見交換、情報交換を継続して行う考えです。その中でですね、議

員が提案するような意見等があればですね、丁寧に審議したいというふうに思っております。

◎総務部長(村吉順栄君)

先ほど亀濱玲子議員にもお答えしましたが、避難実施要領の作成に当たっては、可能な限り全住民の避

難を視野に入れた体制を整備するものとするということで、そのためには必要となる輸送手段、想定され

る避難先までの輸送経路、あるいは島外からの輸送手段を受け入れる受け入れ態勢、あるいは島内にある

港湾及び空港までの輸送体制等を把握しておく必要があるということで、市のみで実施要領を作成できる

わけではございませんので、先ほど答弁したように、県や関係機関との調整を図り、また研究しながら対

処してまいりたいと考えております。

◎國仲昌二君

それでは、再々質問ということで、今のですね、国民保護計画の中のですね、具体的な取り組み、ここ

が一番市民が心配しているところで、一番情報が欲しいところだと私は考えております。ですから、いろ

んなところと調整が必要だというのは理解できますけれども、これを緊急にやって説明することが必要だ

というふうに私は考えます。

時間がありませんので、最後にですね、私見を述べたいと思います。私は、9月定例会での市長の請負

業者というのは事業が無事に完了したらそのお祝いをしようというのはごく普通、招待されたら私は参加

しておりますよ、この業者だけの酒座に特別に参加したわけではないという答弁を聞きまして、その認識

に愕然としました。と同時に、昨年7月の台風特別警報時の飲酒問題の取材における市長の対応が重なり

ました。当時、数十年に1回と言われる特別警報の中で、災害対策本部長でありながら職員と酒を飲んだ

ことについて、テレビ取材に対し、酒、飲みましたよ、少し。職員は一晩中起きているわけですから、頑

張れと激励して持ち場に返すのは問題ないと思いますよと答えていました。その開き直った姿に愕然とし

たものです。そして、今回利害関係者との飲食について指摘されると、これはごく普通のこと、この業者

だけではなく、どの業者に呼ばれても行くというような答弁をする感覚、市長の公人、市長としての自覚

のなさに失望を通り越す感がいたします。

それから、先ほどのマリンターミナルビルに関連した港湾課、水産課の家賃に関する答弁です。説明を

聞くと、1,600万円と360万円。ところが、事務所だけ、水産課の場合事務所だけということで、900万円と

310万円と。それではですね、そういう高く見せたくないものについてはそういうふうに見せて、そしてま

た例えば総収入支出についてはですね、きちんと黒字が出ていますよという答弁をする。要するにこの答

弁を聞いていると、自分たちに有利なものは明らかにして、不利なものは小手先でごまかそうとする、そ

のような姿勢が私には見てとれます。

それから、先日の新里聰議員の質問に、残存ごみの処理については年明けの早い時期に開始したいと答

弁していますが、これも何を根拠に撤去させるのか。業者との契約は既に終わっています。当局は、この

契約は出来高で支払うものではないので、ごみが残っていて支払っても問題ないと答弁しています。また、

この事業を合格と出したのは当局です。当局は、業者は間違いなく終了しましたといって契約額を支払っ

ているじゃないですか。この事業に問題があるとしたら、これは全て市の責任になるはずです。今回当局

は再撤去協議書なるものでさせようとしていますけども、このようなことがまかり通れば、今後事業者に

対してあらゆる場面で、契約書ではなく、協議書なるもので強制的に役務の提供させることが可能となり、

いわゆる業者いじめにつながるものと懸念せざるを得ません。

それから、この再撤去に関してですね、マスコミ取材に、再撤去は調査特別委員会とは関係ない、その

主張もわからないと言っています。一方では、当局は調査しないかとの質問に、調査委員会の動向を見て

からと議会に丸投げして、一方では再撤去については関係ない、主張も意味もわからないと切り捨てる。

実に都合のいい考え方です。この考え方、市民の立場からすれば、都合のいいように行政運営がなされて

も非常に市民としては困るわけで、そうした感覚で行政が運営されていることに多くの市民に怒りの声が

上がっているということを申し上げまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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