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国会へ行ってきました。

 この日は自由党のスタッフと国会前で待ち合わせ。ホテルから徒歩で約20分ほど歩くと、国会手前の首相官邸近くの周辺道路には、いつものように(過去何度か見たことがある)多くの警察官が警備に当たるというものものしい雰囲気である。この日は周辺道路に日の丸と星条旗が並べて掲げられているので何事かなと思いながら歩いていると警察官に「すみません。車列が通りますのでしばらくお待ちいただけますか」と制止された。白バイやパトカーに先導された黒塗りの高級車の車列が次々と首相官邸に入っていく。その数20台は下らないだろう。ペンス米副大統領が来日しておりその御一行だという。それにしてもすごい数の車だ。どんだけーの随行なんだ。

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 国会前でスタッフと合流し入館証を受け取り国会内へ入ろうとすると、我々は見学コースの予約をしているということで衛視に案内され見学コースの入口へ移動。すでに200名ほどの修学旅行や見学ツアーらしき団体が並んでいる。15分程度待機してから空港の保安検査場のようなゲートを通過して入館です。
 廊下や階段にが柔らかな赤じゅうたん。衛視の説明では議事堂内に約4km敷き詰められているとのこと。また、建物の内装などには30種類以上の大理石をはじめ沖縄県宮古島産珊瑚石灰岩(トラバーチン)も使用されているとの説明があり一緒にいたメンバーがびっくりしていた(私は聞いたことがある。来間島のものも使用されているはず)。
 説明を聞きながら一気に4階まで階段を上ると、そこには皇族が来訪の際使用する「皇族室」と天皇陛下しか使用することのできない「御休所」がある。この「御休所」は総檜造の本漆塗りで当時の建築や工芸の粋を集めたものと言われているらしい。
 廊下から見下ろす中央塔の真下にある広間は、中央広間と呼ばれていて、2階から6階まで吹き抜けになっており、天井は32.62mもあり、法隆寺五重塔がすっぽり入る高さとの説明。天井はステンドグラスになっていた。

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 その後衆議院の本会議場へ移動。見学者は傍聴席に座り音声による15分程度の説明を聞く。正面中央に議長席、その後方上部に天皇陛下の席(お席、玉座)があります。
 議長席の左右前列に各大臣席で、並びは時の内閣で違うというが、総理大臣だけは向かって左側の議長席に最も近い席のようだ。後列は官僚席が並んでいる。
 議員席は大臣席と扇型に対面しており、議長席から向かって右側が自民党で、そこから議席の多い政党順に並んでいる。議員定数の削減のためか左右両端の席が空席であった。
 議場をコの字で囲むように見下ろす上の階は議長席の正面が傍聴席で傍聴席の前方と上部左右に記者席が設けられている。100席以上はあるという。右上部に皇族席、左上部に外国の貴賓席が設けられている。

 天皇陛下のお席は、参議院の議場と衆議院が違い天皇陛下の席が議長席の後方階段の上に設置されている。これは国会の開会式が参議院の議場に両議院の議員が集まり、天皇陛下をお迎えして行われるためだという。
 ところで衆議院は議事堂の向かって左側、参議院は右側と別れていて、両院はライバル関係らしくて職員の採用はもちろん、出入口や見学コース、入館証など全く別々となっているようだ。
 では真ん中にある中央塔はどこが管理するかが気になるが、それは参議院だそうだ。
 なんでも参議院の前身である貴族院が「御休所がある中央塔の管理は私たちが」ということで始まり現参議院に引き継がれているとか。

 さて本会議場を出て、階段を下りて建物がら出る。長い連絡道を歩き、バカでかい駐車場を横切ると各都道府県から取り寄せたという木の広場へ出る。各地を象徴する木が並んでいました。沖縄県は「そてつ」でした。それから出口のほうに移動し、「はいおしまい」となりました。20181113_11235920181113_112346

 見学しての印象ですが、国権の最高機関の建物だということもあって、当時の関係者が総力を挙げて、外装、内装ともに国内外の技術の粋を集めて造り上げた最高レベルの建築物であるということ。またというか、だからというか、とにかく随所に威厳があって歴史の重みを感じる建物で、そんな素晴らしい建築物の一部を宮古島のトラバーチンも彩っているのが何とも誇らしいではないか。

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