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新基地県民投票「辺野古反対」民意示す

2019年2月25日(月)  宮古新報

 名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋立ての賛否を問う県民投票は24日投票が行われ、即日開票された。 県民が3択から選んだ結果、 午後11時30分発表(99・87%) では「賛成」 11万4908人、 「反対」 43万4149人、 「どちらでもない」 5万2676人人となった。普天間飛行場の移設に伴う新基地建設の賛否について県民が意思を示すのは初めて。 県民投票条例により、 「反対」 が投票資格者総数 (115万6295人) の4分の1に達したことから、玉城デニー知事は日米両政府に結果を通知することになる。
 県民投票は、 1996年9月に実施された日米地位協定の見直しと米軍基地の整理縮小の賛否を問う投票以来の23年ぶり。県民は辺野古の米軍新基地建設に伴う埋立てについて、 「賛成」 「反対」 「どちらでもない」 の3択で意思を示した。
 県合計の投票者数は60万5394人で投票率は52・48%。 宮古島市では市平良庁舎や平良保健センターなど22カ所で投票が行われ、市民らが1票を投じた。 投票者数は1万6820人で投票率は38・48%。多良間村の投票者数は422人で投票率は50・36%だった。 市の開票作業は午後9時から北小学校体育館で始まり、職員らが各投票所から運ばれた投票箱を開け、 投票用紙を取り出して票を数えた。 開票は順調に進み、 結果は県民投票推進課から発表された。
 宮古島市は 「賛成」 3228人、 「反対」 1万2057人、 「どちらでもない」 1434人となり、 多良間村は 「賛成」 133人、 「反対」254人、 「どちらでもない」 35人となった。
 新基地建設反対県民投票連絡会の亀濱玲子共同代表は 「宮古島市でも県民投票を奪わないでほしいと取り組んだのは市民の力であり、 反対の民意を示すことができて良かった。日米両政府に対してしっかり言えるのは大きな意義がある」 などと話した。
 今回の県民投票は 「普天間飛行場の代替施設として国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立て」 の賛否を問うもの。 通常の選挙のように特定の候補者に投票するものではなく、投票用紙の 「賛成」 の欄、 「反対」 の欄、 「どちらでもない」 の欄に 「〇」 の記号を記入する方法で投票が行われた。 県民投票条例では結果に法的な拘束力はないが、得票が最も多かった選択肢が投票資格者総数の4分の1に達した場合、 知事は日米両政府に結果を通知すると定められている。

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