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平成30年3月議会

◎國仲昌二君

自由党、國仲昌二です。本定例会最後の一般質問となります。私見を交えて、また一部は割愛しながら、

市長の政治姿勢、行政運営につきまして質問いたします。当局におかれましては、市民にわかりやすいご

答弁をいただきますようお願いいたします。

それでは最初に、千代田への陸上自衛隊基地配備問題、市民への説明責任についてお伺いいたします。

この質問は、12月定例会でも指摘いたしましたが、市長は平成28年9月定例会で、当時の仲間賴信議員の

質問に対し、5カ所ありましたから、意見を求められたんで、全体的に見たら旧千代田カントリークラブ

のほうがいいんじゃないでしょうかねということをお話しした旨答弁しています。実はここが地元の皆さ

んが知りたいところなんですね。今でもその理由を知りたいというふうにおっしゃっています。なぜ市長

は千代田がいいんじゃないかと判断したのか、野原地域あるいは千代田地域の皆さんに説明する責任があ

ると思いますが、市長、いかがでしょうか。お伺いいたします。

◎市長(下地敏彦君)

防衛省が宮古島への陸上自衛隊配備を検討する過程で市長の意見を聞きたいとのことでしたので、旧千

代田カントリークラブについて、部隊の隊舎としての利便性はいいのではないかという意見を伝えました。

私の意見を受け、さまざまな観点から防衛省が判断したということです。

◎國仲昌二君

市長はですね、昨年9月定例会までは旧千代田カントリークラブを防衛省に提案していたことをずっと

否定していました。ところが、否定し続けることができずに、昨年の9月定例会で千代田がいいんじゃな

いかと提案したと認める答弁をいたしました。最初は新城元吉議員から、衆議院外務委員会において赤嶺

政賢氏に対し明らかにされた市長と防衛省との面談記録を指摘され、旧千代田カントリークラブの名前を

出して認めました。その後仲間賴信議員へ、5カ所ありましたから、旧千代田カントリークラブのほうが

いいんじゃないでしょうかという旨の答弁をしています。しかしですね、マスコミ報道は違うんですよね。

報道によると、市長から旧千代田カントリークラブを中心に事業を進めてほしいと防衛省側に提案したと

されていますけれども、これは間違いないですか。

◎市長(下地敏彦君)

それは、マスコミがそう報道したということです。

◎國仲昌二君

実はですね、この発言については、市長と沖縄防衛局企画部長の面談記録にあるということで、衆議院

外務委員会で明らかになった面談日程の平成27年2月3日には、旧千代田カントリークラブを中心に事業

を進めてほしい、旧千代田カントリークラブを含めた2カ所を正式に提案する方向で検討してほしいと発

言。3月13日には、旧千代田カントリークラブを全て取得してほしい、使用方法は防衛相に任せると発言。

こういうのがマスコミ報道されているんですよね。これは間違いないですか。

◎市長(下地敏彦君)

どういう意図でマスコミがそういう報道したのかは承知しておりません。

◎國仲昌二君

要するに地元住民がですね、説明を求める根拠の一つにこのマスコミ報道もあるんですよね。ですから、

こういう発言があるのかないのか、ちょっと定かではないんですけれども、こういうのを地域住民に説明

するというのも必要じゃないでしょうかということを私は考えます。

次の質問に進みます。次の保良への弾薬庫について、これは割愛いたしたいと思います。

次にですね、ちょっと順番を変えまして、先に市長の寄附行為についてお伺いいたします。先日の地元

の新聞にですね、写真入りで市長が地元の企業にミカンを差し入れた旨の報道がありました。これは、公

職選挙法で規定する公職にある者の寄附の禁止に当たるのではないかと考えます。公職選挙法第199条の2

では、公職にある者は当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもってするかを問わず、寄附をして

はならないと定めてあります。ご見解をお伺いいたします。

◎企画政策部長(友利 克君)

市長の寄附行為についてでございます。公職選挙法の逐条解説によりますと、公職の候補者等以外の者

には国や地方公共団体が含まれるものと解されるが、例えば〇〇市長、甲山乙男と表示して記念品を贈呈

することについては、一般的にはこれが予算に基づいてなされるものであり、また市を代表して行ってい

るものと認められるので、公職の候補者等を名義人とする寄附とは認められないものと解されようとの説

明があります。今回のミカンの贈呈は、工期の終了等の確認を兼ねながら激励の意味での贈呈でございま

す。毎年行っているものでございまして、特に問題はないものと考えております。

◎國仲昌二君

今答弁で予算から支出しているという話がありましたけれども、これ費目はどの費目から支出している

のか教えていただけますか。

◎議長(佐久本洋介君)

休憩します。

(休憩=午後3時24分)

再開します。

(再開=午後3時24分)

◎國仲昌二君

予算からですね、支出したということですけれども、確かにですね、地方自治法の第232条の2では、寄

附または補助をすることができるというふうにうたわれています。しかし、その場合ですね、公益上必要

がある場合においてという条件がつきます。今回の場合、毎年やっているという説明がありましたけれど

も、公益上必要がある場合というのはどういうことを指しているのか説明を求めたいと思います。

(「公職選挙法の関連なんだと思います」の声あり)

◎國仲昌二君

じゃ、どこから予算を支出しているかという。

◎議長(佐久本洋介君)

今調べています。

◎國仲昌二君

じゃ、それを待ってからやりますね。

◎議長(佐久本洋介君)

待ちますか。

◎國仲昌二君

休憩して。

◎議長(佐久本洋介君)

休憩します。

(休憩=午後3時25分)

再開します。

(再開=午後3時26分)

◎企画政策部長(友利 克君)

交際費から支出をしております。それから、今國仲昌二議員がお尋ねをしている補助金、それから寄附

との整合性ですね、これについては少し確認をさせてください。

◎國仲昌二君

交際費からですね。これは、何を根拠に支出しているかというと、地方自治法だというふうに私は考え

ております。確認するということですので、後でまたそれは説明を聞きたいと思います。

私はですね、今回の寄附行為の意義、激励ですとかお疲れさんと、そういう気持ちは非常にわかります。

しかし、やっぱり出しているお金というのが公金、公の金なんですね。ですから、地方自治法の逐条解説、

これ先ほど説明した寄附行為についてなんですけれども、全くの自由裁量ではない。客観的に公益上必要

であると認められなければならない。ですから、寄附行為は慎重でなければならないとして、公益の必要

についての解釈が拡張されて不当な運用が多いとする批判は一考を要する問題であるというふうな指摘も

されているところですね。ですから、こうした考え方から、ご苦労さん、あるいは激励だといって寄附す

る気持ちはわかりますけれども、やはり公金、公のお金を用いての一民間企業に対する差し入れというの

は慎重でなければならないというふうに私は考えます。今後寄附行為についてはですね、しっかり慎重に

検討して判断していただきたいということを指摘して、次の質問に移りたいと思います。

次にですね、家電リサイクル事業についてお伺いいたします。この事業については、今定例会の質疑に

おいて、一般財団法人家電製品協会への助成金申請を怠って沖縄本島への輸送ができなくなったというこ

とが明らかになりました。担当部長は、過去にこのようなミスは聞いたことがない、毎年やっている基本

的な業務だというふうにコメントしています。そこで伺いますけれども、まずこの事業の仕組みといいま

すか、どのような事業なのかということについてですね、私の手元に一般財団法人家電製品協会のフロー

チャートといいますか、日程表というのかな、がありますので、ちょっとこれで確認したいんですけれど

も、これでいくとですね、応募申請期間が7月11日から9月30日までとなっているんですけれども、今回

申請を忘れたというのはこの期間に申請をしなかったということでよろしいですか。

◎生活環境部長(下地信男君)

はい、そのとおりでございます。

◎國仲昌二君

ということだということですけど、じゃいつから輸送ができなくなったということなんですかね。

◎生活環境部長(下地信男君)

この仕組み、一般財団法人家電製品協会への助成金の申請というのは、翌年度の事業費を前年度の、國

仲昌二議員先ほど指摘されましたが、7月から9月いっぱいの間に申請します。平成29年度の海上輸送分

が助成をやれなかったということですので、平成29年度の予算を3月定例会で651万4,000円、これは一般

財団法人家電製品協会から歳入として入る助成金相当額を歳入歳出補正減をいたしました。これ歳入が入

ってこない、予算割れが生じますので、歳出と歳入を補正減したということでございます。

◎國仲昌二君

ということは、平成29年度はもう輸送していないということでよろしいんですか。

◎生活環境部長(下地信男君)

ちょっと数字を用いてご説明申し上げます。平成29年度予算、歳出予算は当初2,171万4,000円ございま

した。その後、既決予算、歳出の予算を活用しまして1,520万円ほど、11月まで、平成29年度分はですね、

支出しております。一般財団法人家電製品協会から入ってくるべきだった651万4,000円、これは当初で助

成金として私ども予算計上した分ですので、それは減額しなければならない、入ってこない予算ですので。

それを差し引いた額が1,520万円程度ということで、歳出歳入、3割程度を除いた分は執行しております。

それが4月から11月分の輸送実績ということになります。12月、それから3月までの分は今ストックして、

来年度輸送するという計画をしております。

◎國仲昌二君

それではですね、この事業の助成金の性格といいますか、流れをちょっと確認したいんですけれども、

例えば民間の電気屋が廃家電を現在ストックしている業者のところに持ち込むと。ある程度それがたまっ

たら、その廃家電を沖縄本島のほうに輸送すると。そして、そのストックしている業者ですか、それに助

成金を含めて支払うという、こういう流れになるんでしょうかね。

◎生活環境部長(下地信男君)

ちょっと確認しますけども、家庭から排出される廃家電につきましては、まず電気店などに引き渡され

ます。その後中間集積所といって中間処理業者がおりますので、そこで集約をして市が引き取ります。海

上を輸送するのは市がやります。したがって、本費目もですね、役務費の通信運搬費で支出されておりま

して、そこが業者の皆さん方に輸送費の助成を、補助金をしていると勘違いされていると思いますけど、

市が引き取って市の責任で海上輸送しているというご理解でお願いいたします。

◎國仲昌二君

この中間処理業者というのが今ストックしているところということになりますかね。

◎生活環境部長(下地信男君)

今ストックしていただいているのは、中間処理業者でございます。

◎國仲昌二君

電気屋が廃家電を持ち込むと。それは、市が引き取って市が輸送するということですけども、この中間

処理業者というのは、ただ置いておくだけの話なんですか。何か処理をするんですかね。何かちょっとよ

くわからないんですけども、お願いします。

◎生活環境部長(下地信男君)

この中間処理業者は、一般財団法人家電製品協会から認可された業者と聞いております。特にここで手

を加えるような処理はされていない。やっているのは、市民の皆さん方が持ち込んだ廃家電について手数

料を徴収して、一時ストックしている場所だというふうに聞いております。

◎國仲昌二君

この中間処理業者というのは、手数料をもらうということですか。持ち込む例えば家電……

(何事か声あり)

◎國仲昌二君

いやいや、電気屋が例えば持ってきた場合、電気屋から……

(何事か声あり)

◎國仲昌二君

これストックしているところは民間地だと思うんですけども、これは用地の契約か何かして賃貸契約か

何かでやっているということですか。それは違いますか。

(「休憩」の声あり)

◎議長(佐久本洋介君)

休憩します。

(休憩=午後3時36分)

再開します。

(再開=午後3時37分)

◎生活環境部長(下地信男君)

市が中間処理されている業者から引き取って海上輸送します。それ以外の契約関係はございません。

◎國仲昌二君

要するに中間処理業者というのがどういう位置づけなのかなと思うんですけども、じゃ電気屋とか持ち

込む人とかから手数料を取って、それが利益になるということになるわけですか。わかりました。じゃ、

これはよろしいです。じゃ、次に進みます。

次はですね、第30回全日本トライアスロン宮古島大会における記念品等問題について伺います。私たち

は、この件についてですね、昨年12月に公開質問をいたしました。しかし回答期限になっても電話一本な

くて、こちらから3回問い合わせてやっと回答をもらいました。ところが、回答は理由を提示して回答を

控えるという内容でした。その後私たちは、回答で提示された理由はですね、回答を控える理由にはなり

得ないということを具体的に指摘して再質問しましたけれども、驚くことに回答期限を1カ月以上過ぎた

現在でも音沙汰なし、電話一本ありません。これが今の宮古島市政を象徴しているのではないでしょうか。

私は、非常識であると考えますが、市長の見解があれば伺います。なければいいです。

私たちはですね、市長が回答を控えるという理由を付していましたけれども、それは理由にはならない

でしょうということをきちんと具体的に指摘して再質問いたしました。公開質問状を受け取ったら、受け

付けなければ受け付けない、あるいは回答しなければ回答しないと連絡ぐらいするのが一般的な常識かな

と思います。それとも市長は、何らかの理由で私たちに対して無視していいと判断したのでしょうか。た

だ、今回の対応についてですね、何名かの職員に尋ねたところ、質問した職員全てが今回の対応は非常識

だと思うというふうに答えていましたので、少しは安堵しております。

それでは、通告の質問に入りますけれども、この件についてはですね、12月定例会で明らかになったこ

とを一つ一つ確認してからお尋ねしますけれども、この事業はですね、細かい1個1個の質問になってい

ますけども、まずトライアスロンのロゴ、あるいは使用権の申請、あるいはみーやのデータが無許可で使

用されたというのを黙認したというのがありました。そして、テナントの申し込みがされていないのにテ

ントが設置されたと。しかも、トライアスロン実行委員会事務局職員で設置してあげたと。そしてまた、

大会終了後にはその事業者が……

◎議長(佐久本洋介君)

國仲昌二議員、一問一答になっていないですけど。

◎國仲昌二君

いや、これ、議長、担当のほうには話してあります。

◎議長(佐久本洋介君)

わかりました。

◎國仲昌二君

よろしいですか。大会終了後にはですね、その事業者が体育館に大量に売れ残った商品をそのまま置い

て帰るという大問題がありましたが、宮古島トライアスロン実行委員会は商品をそのまま置いて帰った事

業者を厳重注意するどころか、業者の了解を得て大会の公式ホームページで特別に販売をしています。そ

してまた、売り上げは別口座をつくって管理しているといいます。さらに、体育館に残していった商品を

宮古島トライアスロン実行委員会の職員が運んで市の施設に一時保管、さらには廃棄処分まで宮古島トラ

イアスロン実行委員会の職員が行っていると。まさに至れり尽くせりであります。なぜこの事業者だけこ

んな優遇するのか。ほかの事業者にもそうしてくれるのか。宮古島トライアスロン実行委員会挙げて手厚

く優遇している、まさにVIP扱いであります。これで、私は担当のほうに話ししてありますけど、1点

だけ確認します。これ一体どんな特別な事業者なのか教えていただきたい。

◎観光商工局長(垣花和彦君)

第30回の全日本トライアスロン宮古島大会における記念品の関連の質問でございますが、30回目のトラ

イアスロンを迎えるということで、これまで宮古島の活性化、それから発展に寄与してきた大会というこ

ともありまして、実は宮古島トライアスロン実行委員会のほうで、30回という大きな節目を迎えることか

ら、沖縄宮古観光感謝祭、それからふるさとまつり、それからトライアスロン協賛企業の集いなど、さま

ざまなイベントで、会議などの機会も捉えて幅広く30回を記念するような企画、事業提案を呼びかけてき

たという背景があるということです。そうした状況の中で、この事業者からも煎餅、Tシャツの記念品を

販売したいという提案があったということでございます。ロゴ、それからみーやの使用申請についての許

可が行われていないとか、あるいはテナントの設置について宮古島トライアスロン実行委員会側が協力を

行った、あるいは売れ残った記念品の廃棄処分について宮古島トライアスロン実行委員会が協力を行った、

ホームページで煎餅の販売をしたというようなこと等につきましては、こういう宮古島トライアスロン実

行委員会側から広く事業者に記念事業の提案を呼びかけている中で、それに応える形でこの事業者が提案

をしてきたということなどがあったことから、これをむげに断るということができず、宮古島トライアス

ロン実行委員会として記念品の販売、その他の協力を行ったということでございます。特別に配慮して特

別な業者ということではなく、呼びかけに応えてきた企業ですので、事業所ですので、協力をして行った

ということでございます。

◎國仲昌二君

特別な事業者ではないということですけれども、一般の事業者はロゴを使いたい場合には申請をします

し、それからみーやのデータを使いたい場合も申請をする。テナントの申し込みもやりますよ。これテン

トは自分たちで立てるんじゃないですか。それから、この事業者以外の事業者がもし体育館に大量に売れ

残った商品をそのまま置いて帰ったら大問題ですよね。そういったことが見受けられるというんで、一体

どんな特別な事業者なのかと指摘しているわけですよ。これは、ほかの事業者でもそうしてくれるのかと

いえば、そういったことはないと思いますよ。ですから、まとめて事業者について質問したので、これ以

上はこの問題は言いませんけれども、実際には優遇されているやり方だということを指摘したいというふ

うに思います。

そしてですね、これもいろんな事業に関連しますけども、この事業者は観光プロモーション事業のお台

場新大陸2014に関係する宮古島まちづくり研究会の関係者だということも12月定例会で答弁していまし

た。宮古島まちづくり研究会の関係者といえば、お台場新大陸2014もそうですけれども、いろんなところ

でですね、かかわりがあると。最近といいますか、以前ですね、伊良部島の渡口の浜近くの市有地にかか

わったとされる方も、市長と一緒に森トラストへ伺ったという方も、その宮古島まちづくり研究会の関係

者ということですよね。何でこれだけ優遇されたのかということはまだまだやっぱり疑問ですので、今後

ともですね、この件については真相解明に向けて取り組みたいというふうに考えます。

次にですね、教育行政についてお伺いいたします。成人式の合同開催については割愛しまして、小規模

校のすばらしさについて、私なりに考えを述べたいと思います。先日県紙において、NPO法人珊瑚舎ス

コーレ代表の星野人史さんがですね、義務教育段階は他人とかかわることが大切だと、向き合い、一緒に

考え、一緒にやらなければいけない、それができるのが少人数の教育だとして小さい学校のよさを語って

いました。新潟大学の世鳥山洋介准教授はですね、小規模校に通う子供たちは、人からの愛され方を知っ

ているというふうに言います。私は、愛され方を知っていることこそ子供たちにとっての生きる力を育む

最も大切なことだというふうに考えます。宮古島市はですね、学校統合を推進するのもいいんですけれど

も、それのみに目を向けるのではなくて、小規模校のすばらしさにも目を向けていただきたいというふう

に思います。これは提言ですので、ご答弁はよろしいです。

次移ります。次にですね、情報公開、個人情報保護審査会の意見についてお伺いいたします。市長の公

務記録、それから日程の開示請求に対してですね、市が一部非開示にしていたことに対して、個人情報保

護審査会から大部分が非開示処分は不相当との意見があったということですね。今回非開示処分は不相当

となった記録を市が非開示とした判断基準、それを教えていただきたいと思います。

◎企画政策部長(友利 克君)

個人情報保護関連についてです。市としましては、宮古島市情報公開条例第7条に規定をされておりま

す不開示情報に該当するとの認識のもと、市長に面談を申し込む個人や法人の中で非公開を申し出た法人

の情報については一部不開示としたところでございます。

◎國仲昌二君

今のその第7条に基づいて非開示にしたと言っているんですけど、個人情報保護審査会はそれが不相当

という意見ですよね。これはちょっとおかしいんじゃないですか。条例に基づいてやったのを個人情報保

護審査会が非開示処分は不相当と指摘したということですか。

◎企画政策部長(友利 克君)

先ほど答弁をしましたように、第7条の規定に基づいて、その中で市長に面談を申し込む個人や法人の

中で非公開を申し出た個人や法人の情報については一部不開示としたと。それを個人情報保護審査会の判

断でもって、中には相当のものもある、また大部分は不開示が不相当というような答申がなされたという

ことでございます。

◎國仲昌二君

市長と面談をした中で非公開にしてほしいという人がいたのでということですけれども、私は市長が公

務で面談するのをですね、非公開にするというのはちょっと考えられないと思います。

それとですね、私開示された資料、これも全部見てみましたけれども、どうもですね、非開示の基準が

よくわからないんですね。例えば同じ会社の役員が、一方は開示されているし、一方は非開示されている

とかですね、あるいは議員の面談記録も非開示としてある。これ複数議員がいますけれども、議員の面談

までも非開示となっている。それから、同じ人が、きょうの面談は開示されているけど、翌日のものは非

開示になっているとかですね、クルーズ船やトゥリバー、あるいは下地島空港開発の関係者も、一方は開

示だったり、非開示だったりという。もう何か明確な基準というのが、私はこれ見てみたんですけど、よ

くわからない。先にですね、非開示ありきじゃないかなということですね。今定例会に提出された黒塗り

の入札経過書を見ても思うんですけれども、まずは非公開という姿勢があるんじゃないかなと。まずは、

オープンに公開するというのを先に市の姿勢として改めるように指摘してですね、次の質問に移りたいと

思います。

次は、平成30年度一般会計予算についてお伺いいたします。まず、予算編成について、最終内示後に1

億円の増額があったというのが新聞で報じられていました。最終内示後に1億円もですね、増額があり得

るのか不思議なんですが、その経緯をちょっと教えていただけますか。

◎財政課長(砂川 朗君)

平成30年度当初予算案を2月9日に最終内示を行い、マスコミへの公表を2月13日に行いました。最終

内示後におきまして、予算書の作成等に係る時点におきまして予算案の再確認をしたところ、特別会計に

おきまして特定財源が過大であったということが判明いたしまして、特別会計の歳入を修正いたしました。

あわせて、その際に特別会計に歳入不足となったことから、一般会計からの繰出金を増額したことによる

ものとなっております。

◎國仲昌二君

大事な予算編成ですのでですね、しっかりと細心の注意を払って予算編成には臨んでいただきたいと思

います。

次、財政指標について伺います。平成30年度一般会計予算を見ますと、市債、いわゆる借り入れですね、

が約44億円で、公債費の元金返済が約33億円で、単純に考えますと、借金残高ですね、が約11億円増にな

ります。ところが、地方交付税が約5億円減ですね。こうなると、財政指標が前年度と比べてちょっと心

配になるんですけれども、これはどういうふうになるんでしょうか。

◎副市長(長濱政治君)

平成30年度の当初予算案による財政指標の試算では、実質公債費比率が7.6%となり、平成28年度決算と

比較して0.3%の上昇、それから将来負担比率につきましても64.5%となり、53.8%上昇する見込みでござ

います。

◎國仲昌二君

当然といいますか、財政指標は前年度比で数字が大きくなるということは悪化するということでしょう

かね。これだけですね、続けざまに大型施設を建設すれば当然かなと思います。前回といいますか、以前

ですね、財政負担が少ない合併特例債を活用するといっても、庁舎建設が入ってきて膨大な事業費が出て

きて財政がもたないということで、たしか中期財政計画で新市建設計画のリーディングプロジェクトであ

る総合体育館、総合博物館を先延ばしする、そういう説明が以前あったかと思います。ところがですね、

今度は伊良部島に野球場を19億円かけてつくるという話が出てきました。当局が今まで何でこんな集中的

に大型事業を進めるかということに対しては、交付税措置をされる、財政負担の少ない合併特例債が活用

できるうちにというふうに説明してきたんですけれども、この伊良部野球場は当然リーディングプロジェ

クトではないので合併特例債を活用できないと思うし、補助率も高いとは言えないというふうに考えます。

新市建設計画のリーディングプロジェクトを先送りしてまで伊良部の野球場建設をする。交付税も減って

きますよね。借金返済はふえていくと。当然財政指標も悪化していくと。そうした中で、リーディングプ

ロジェクトの総合体育館や総合博物館を先送りしてまで今伊良部の野球場を建設するのか。市の事業の優

先順位の判断基準というのは何なのかというのを伺いたいと思います。

◎副市長(長濱政治君)

総合体育館、それから総合博物館、これ合併特例債の枠が216億円だったですかね、その枠をいっぱいも

う使ってしまっているわけですね、既に。ですから、総合体育館、それから総合博物館を建設するための

合併特例債の枠は使えないということで、少しこれは余裕を持とうということになって、しっかりと基本

計画、基本構想、こういったものをやるということにはなっているわけでございます。それから、伊良部

球場につきまして、今回やるというのは、これから基本設計、それから実施設計というふうに順繰りやっ

ていくわけですけども、この中で比較的、今公共工事が少し落ちてきて、この後落ちていくんですね。そ

ういう中にあって、1つ芽出しとして伊良部球場というところ。それと、ご存じのとおり毎年、この春、

冬場ですね。1月、2月、3月、この近辺には高校、大学、社会人の野球チーム、これがたくさん参りま

す。それで、その場所がもう全然足りないということもありまして、先に伊良部球場を建設しようという

ことになったところでございます。

◎國仲昌二君

総合体育館や総合博物館を先延ばしするのは合併特例債の枠がないということですけれども、総合体育

館あるいは総合博物館は新市建設計画のリーディングプロジェクトとして位置づけている最重要課題だと

思うんですね。合併特例債の枠がなくても、もし補助事業で大型事業が可能だというんであれば、その新

市建設計画のリーディングプロジェクトである総合体育館とか総合博物館を先にやるべきではないかとい

うのが先ほどの質問ですけれども、そういう考えはないのでしょうか。

◎副市長(長濱政治君)

博物館につきましては、予定を少しずらしておりまして、今年度基本構想と基本計画は作成いたしまし

た。そして、次年度、これは今から土地を探さなければなりません。それから、総合体育館につきまして

は、今実際に耐力度調査をかけるということでございまして、そこでどうなるのか。例えば屋根だけ取り

かえればいいのか、それとも全部やりかえなければならないのか、その辺の議論がまだでございます。ま

た、総合体育館をつくるに当たって、現在の場所でつくるのか、それとも別の場所でつくるのか、その辺

はまだまだ議論しなければならない部分がございます。そういう意味では、少し延ばしているというとこ

ろでございます。

◎國仲昌二君

総合体育館、総合博物館もこれから場所を探すとか、それから耐力度テストとか言っているんですけど

も、これはですね、中期財政計画の中では平成31年度か平成32年度にやるという位置づけだったんですよ。

ですから、それに向けて準備はしてきたはずなんですね。ところが、庁舎建設が出てきて事業費が膨大に

なったということで、この2つは先送りになっているんですよ。リーディングプロジェクトにはきちんと

位置づけられていました。それをですね、今さら、いやいや、まだ用地を探さないといけないから、ある

いは耐力度テストをやるとかいうので、この2つの建設事業が、そういう説明をされるとですね、じゃ今

まで中期財政計画とか新市建設計画で示されていたリーディングプロジェクトというのは何なのかという

ことになるんじゃないですか。今まで全く話にも出なかったような伊良部島での野球場建設がぽっと出て

くる。市がみずから財政計画を立てて、事業を当てはめて、それで新市建設計画に基づいてやっていく計

画そのものが一瞬にしてパアになっているじゃないですか、それだと。何のための新市建設計画だったか

ということなんですね。と私は考えます。補助率も3分の2ということで、決して高い補助率とも言えな

いんですよね。今定例会で13億円の事業費の話が出たんですけども、これはメーン施設の話であって、ト

ータルの19億円というのは昨年の9月定例会で答弁されているんで、その事業費に基づいて話をするんで

すけども、その事業概要から試算してですね、市の負担額が最大で10億円ぐらいになるんじゃないかなと

いうふうに私は予想するんですね。そうすると、また別の優先的にしてほしいという事業が先送りになっ

てしまう、そういうふうに、今まで計画していたのがまた先送りになってしまうんじゃないかというのが

危惧されるんですよね。今定例会でもいろいろ質問がありました。私は、優先順位というのは、今定例会

で質問のあった小中学校のクーラー設置だったり、水洗トイレの整備だったり、あるいは雨漏りしている

学校施設の修繕だったり、一括交付金が使えるんであれば派遣費の拡充であったり、あるいは要望の多い

市民プールなんかですね、そういうものが優先的に考えられるべきじゃないかなというふうに思うんです

よ。それから、リーディングプロジェクトの中の総合体育館の雨漏り、これはですね、市民の立場で言う

と、競技スポーツ、生涯スポーツの観点から、私はかなり深刻な問題だと思いますよ。これ県大会とかで

すね、そういったもの開催できない、宮古島では。これは、総合体育館だけではなくて、多分上野体育館

でもそうですよね。こういう体育館が雨漏りしていて、市民も早目に直してほしいという要望、何年前か

らですか。要望していて、それを後回しにして、新しくまた事業が出てきたらそれが優先されるというの

は、私はどこか違うんじゃないのというふうに考えます。私は、この考えというのは、多分市民もおおよ

そ共通しているんじゃないかなというふうに考えます。今回は、伊良部野球場の建設について指摘しまし

たけれども、先ほど私が言った今定例会で質問のあったクーラー設置とか水洗トイレの整備とか、こうい

う事業を後回しにして、そして19億円という多額の事業費を投入して伊良部の野球場建設優先されるとい

うことは、ちょっと市民感覚からは理解してもらえないんじゃないかなと、これは指摘して次に進みたい

と思います。

次ですね、バイオエタノール事業についてですけれども、これは先日の粟国恒広議員の質問で答弁があ

りました。バイオエタノール事業については、平成29年度も含めて3億円以上の経費がつぎ込まれたんじ

ゃないかなというふうに思うんですけれども、取りやめるということですね。私は、昨年の3月定例会で、

この事業をですね、2億円以上の事業費をつぎ込みながらも200万円程度の売り上げしかないと、事業化は

困難であり、やめるべきだと、取りやめるべきだというふうに指摘しましたけれども、今年度もですね、

1億円余の予算計上をしております。そして、今定例会での答弁では結局取りやめるということですね。

これについてもですね、もっと早く決断しておけば1億円余の事業費は別事業で使えたのではないかなと

いうふうに悔やまれます。それから、同様にですね、今定例会の答弁で、トマトの実証事業も取りやめる

という答弁がありましたよね。施設にこれ1億3,000万円余の事業費がつぎ込まれているんですよね。そう

いった中での撤退。この事業もやはり多額の公金、公の金を投入した事業なんですね。先日の粟国恒広議

員への答弁で今回取りやめるということがありましたけれどもですね、私はこういった新規事業を導入す

る、あるいは事業を進める場合にはもっと内部で熟慮してですね、議論して、計画的に事業展開をしてい

ただきたいなというふうに強く要望したいと思います。

次に移ります。エコアイランド事業のですね、急速充電器の課金システムの運用について伺いますけれ

ども、昨年から急速充電器に認証課金システムというのを導入して、いわゆる有料化というふうになりま

したけれども、この利用状況はどういうふうになっているのか説明を求めます。

◎企画政策部長(友利 克君)

急速充電器の課金システムの運用の質問がございました。その前に、先ほどの寄附といいますか、贈呈

といいますか、についてですけども、地方財務実務大全というのがございまして、その中ではですね、一

つの実例、参考ということですけども、社交上部外者に対し支出をするような贈与的な性格を有するもの

は交際費から支出するのが適当と考えるというふうな説明がございますので、答弁させていただきます。

それでは、急速充電器課金後の利用状況についてでございます。課金前と課金開始後における月別の利

用回数を比較しますと、課金前である平成28年度の月平均回数は127.5回、平成29年10月18日の課金後の利

用回数は、11月から2月までの4カ月の月平均で2.75回となっております。

◎國仲昌二君

利用回数が127.5回から2.7回に激減していると。これは、課金システムを導入するときから利用者の皆

さんからですね、いろんな意見がありました。これを導入するということで相当危惧している利用者の方、

あるいは新しく電気自動車を買いたいけどという方たちもこういうふうになるというのを聞いてちょっと

不安がって、一旦やめようかという声があるというのもお伝えしました。この急速ですか、充電器という

のは、私は電気自動車の普及にとってはですね、とても大切なものだと思うし、今回の導入をですね、見

直すまでは言わないんですけども、何らかの措置をして、少しでも利用者がね、ふえるような、そういっ

た取り組みをしていただきたいと要望したいと思います。

それから、先ほどの寄附の件ですけども、交際費から出しているという……

(議員の声あり)

◎國仲昌二君

違う、違う。所感を述べる、所感を。答弁があったから。

(「済みません」の声あり)

◎國仲昌二君

先ほど交際費から支出しているという、地方財務実務大全ですか、そういうので答弁がありましたけど

も、ですから私は別に寄附行為そのものをいけないと言っているわけじゃなくて、今回のものも本当に妥

当性があるのかどうかというのをもっと慎重に検討して、今後の寄附行為についてもですね、しっかり、

公のお金ですから慎重にしていただきたいというのを先ほど指摘したところです。どうも答弁ありがとう

ございました。

最後にですね、私見を述べて終わりたいと思います。今定例会においてもですね、宮古島市のさまざま

な問題が明らかになったと考えております。およそ行政行為とは言えないような行政運営がなされている

ということを指摘したい。例えば指定管理についてですけれども、資料の不備はもとより、資料の説明を

求めても答弁できないなど、管理者の提出資料を本当は精査していないんじゃないかなというふうに感じ

ました。これでは職員もですね、選定委員会ももう精査していない、これ信用できないというふうに指摘

されても仕方ないんじゃないかなと。また、これも本会議で説明がありましたけれども、資料に変更があ

ったにもかかわらず選定委員会を開催せずに議会に再提出したことも、これもですね、行政手続の感覚と

していかがなものかと指摘したいと思います。

それでは、政策参与の報酬の減額がありましたけども、これについて出勤はしているが、本人が報酬の

受け取りを拒否していて支給できない旨、委員会での答弁がありましたけれども、これはもう行政運営と

してあり得ないことです。政策参与は、非常勤の特別職と規定されており、報酬も条例で定められている

公職なんですね。本人がいいえと言っているから支給しないということは、これそんな個人的な感覚で行

政運営をするのはやめていただきたい。

それから次、事務ミスについてですけれども、本当に事務ミスが続きます。今回びっくりしたのは、特

に指定管理関係の資料17件出ましたけれども、6件が差しかえ、訂正、数字の矛盾。中にはですね、87ペ

ージのうち17ページ分が漏れている。98ページ中45ページ分も漏れているという資料が議会に提出されて

おります。それ以外にも、同意案の住所の間違い、あるいは名簿の訂正などなど、事務ミスについてはで

すね、これまでも議会において多く指摘されてきておりますが、今定例会でもこれだけのミスが発生して

おります。さらには、会計検査院から土地造成事業について、事業の適正な算定についての理解が不十分

であったという指摘があり、補助金返還額が予算計上されました。また、生活保護費の支給漏れも発覚し

ています。市長は、テレビのインタビューで、ミスという言い方は当たっていないと強い口調で答えてい

ましたけれども、議会においては市の算定ミスと答弁して市のミスを認めております。私は、これハイン

リッヒの法則でも、毎回指摘しているんですけども、事務ミスがやっぱり続発する原因というのは、小さ

いミスを黙殺する、あるいは許容するという職場風土にあるんではないかと考えます。市長はですね、も

っとこの事務ミスについて真剣に受けとめて、そのミスを許容するという。職場風土の改善に取り組んで

いただきたい。

それから、スポーツ観光交流拠点施設もですね、もう使用料の見込みが基本計画の4割程度の見込みと

なっており、計画と乖離があるという指摘があって、見直したらどうかという話があったんですけども、

当局は計画は見直さないと言っています。これ計画を、こっちにあるんですけども、計画が、これの収入

の見込みを見るとですね、フットサルが毎日2面を、1日ですよ、1日2面を4回フル活用して年間1,886回

使う。会議室は、毎日3室を3回フルに活用して年間1,915回利用する。これは、ちょっと現実的ではない

かと思うんですね。もうすぐ1年たとうとしていて、実績もありますので、この実績を踏まえて計画を見

直したらどうかというのも申し上げたいと思います。

それから、先日この施設でですね、女子バスケットボール、日本リーグの試合が開催されましたけれど

も、大会終了後、関係者からさまざまな問題点が指摘されたということを耳にしました。スポーツコート

ね、約3,200万円かけて購入していますので、これが使えないとなると大問題ですので、早急に確認して

ね、これも明らかにしていただきたいと要望します。

それから、市政運営においてですけれども、市民ときちんと向き合わない、あるいは情報開示に後ろ向

きという姿勢も見られましたので、これも改めるよう希望します。

今定例会で明らかになった問題についてさまざまな指摘をしましたけれども、市長も議会も全ての市民

が満足できる宮古島市づくりが共通の目標であるはずです。議会基本条例の根底にあるですね、二元代表

制の考え方のもと、市長が議会からの指摘をしっかりと受けとめて鋭意善処いただきますよう要望しまし

て、私の一般質問を終了します。ありがとうございました。

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