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令和3年2月議会一般質問要旨

○國仲 昌二 改めまして、皆さん、こんにちは。
 会派てぃーだネット、宮古島市選出、國仲昌二です。
 まず最初に、宮古の方言、ミャークフツで御挨拶をいたしたいと思います。
 ンーナ パダーパダシイ ウラーンマ 皆さん、御機嫌いかがですか。
 ブガリーブガリ ウズパズヤースガ 皆さん、大変、お疲れだとは思いますけれども、バガ パナスーマイ ツキフィーサマチヨー 私の一般質問にもお付き合いください。
 よろしくお願いします。
 それでは、一般質問に入りますが、その前に所見を述べたいと思います。
 宮古島市では去る1月下旬に新型コロナウイルス感染症の複数のクラスターが発生しまして、1月26日から28日までの3日間は、1日の新規感染者が30名を超えるという衝撃的な事態となって、島全体がパニック状態に陥りました。その後、知事をはじめとする関係者の迅速な対応のおかげをもちまして、島外のほうから県立病院の医師、看護師、そのほか国立病院や自衛隊等から医療関係者約80名を派遣していただきました。その1週間後には1桁まで抑え込むことができ、今日まで23日間連続して新規感染者ゼロということで、ようやく落ち着いております。
 御尽力いただきました知事をはじめ、全ての関係者の皆様に心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 今現在もコロナ禍の中で最前線で御奮闘いただいています医療従事者をはじめ、全ての関係者の皆様に心から敬意を表しますとともに、一日も早くコロナ禍が終息して、以前の住民生活あるいは社会経済活動を取り戻せるよう、みんなで連携して頑張ることを決意しまして、一般質問に入ります。
 よろしくお願いいたします。
 まず初めに1、新型コロナウイルス感染症の(1)、水際対策の徹底の取組について伺います。
 那覇空港でのPCR検査については、対象者をこれまでの緊急事態宣言地域からの来県者から全地域からの来県者に拡大し、さらに那覇空港から離島へ出発する人も検査対象に加えるということですけれども、離島空港でのPCR検査の実施はどう考えているのか。また、離島行きの検査対象者というのはどの範囲なのか伺います。
 次に(2)、宮古病院の現状についてであります。
 先ほども述べましたけれども、1月下旬から2月上旬にかけて、宮古島は急速な感染拡大があり、宮古病院は入院病床が逼迫して一般外来が一時閉鎖に追い込まれました。現在、宮古島は新規感染者も出ておらずだいぶ落ち着いているとは思いますけれども、宮古病院の現状についてお伺いいたします。
 次に(3)、離島、特に小規模離島におけるワクチン接種について伺います。
 国の出す接種スケジュールがたびたび変更され混乱しているという報道もありますけれども、現在、県が想定している接種スケジュールと小規模離島におけるワクチン接種の取組について伺います。
 次に(4)、民間で格安のPCR検査センター、移動式のPCR検査センターなど手軽に検査できる施設が増えていますが、そういった検査センターを活用すれば検査がさらに充実するのではないかと考えますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。
 次に2、コロナ禍における経済対策についての(1)、時短要請協力金についての対象業種の拡充についてですけれども、先日、全国知事会を通して国に要請している旨の答弁があったと思いますけれども、その要請の内容について伺います。
 次に(2)、GoToトラベルについて伺います。
 先日、観光業の皆さんとの意見交換会に出席する機会がありました。コロナ禍での観光客の激減で業界の悲痛な声、危機感をひしひしと感じました。昨年の資料を見ると、書き入れどきのゴールデンウイークから夏場にわたって観光客数が9割から7割減と非常に厳しい状況が見て取れます。
 業界からはGoToトラベルに期待する声が多く出ています。コロナ感染については、GoToトラベルはリスクは小さい、影響は全くないと思うという意見も出ておりました。しかしながら一方で、大学教授らが研究報告を公開して、GoToトラベルを機に感染者は全国的に飛び火した。特に沖縄県への飛び火は顕著であるというような報道もありました。
 これについて県はどのように受け止めているのか見解を伺います。
 次に3、教育行政について伺います。
 まず(1)、教職員に対する人事評価制度についてです。この制度につきましては、学校現場から様々な意見や指摘があるようですけれども、教育委員会としてはどのような課題があると考えているのでしょうか。お伺いいたします。
 次に(2)、文部科学省の今年度補正予算について伺います。
 文部科学省は今年度3次にわたり補正予算を計上していますけれども、県内の学校関係の予算要求の状況について教えていただきたいと思います。
 次に(3)、伊良部高校の跡地利用について伺います。
 伊良部高校は、37年間の歴史に終止符を打って今年度――今月、廃校になります。その跡地利用について県はどのように考えているのかお伺いいたします。
 次に4、ワーケーション事業についてお伺いいたします。
 (1)、沖縄観光の強化を図るため、ワーケーション推進組織が発足したという取組がマスコミで紹介されています。また新年度予算に、沖縄マッチング実証事業としてワーケーション関連予算が計上されています。県としてワーケーション事業にどのように取り組んでいるのかお伺いいたします。
 次に5、宮古馬の保存についてお伺いいたします。
 (1)、宮古馬は、北海道和種――いわゆる道産子、それから与那国馬など8種の日本在来馬の一つで、1991年に沖縄県の天然記念物に指定されています。宮古馬の保存事業に対する県の取組についてお伺いいたします。
 次に6、宮古島における農作物被害対策についての(1)、イノシシ、クジャクの駆除についてお伺いいたします。
 もともと宮古島に生息していなかった外来種のイノシシ、クジャクが繁殖し、農作物に被害を与えており、宮古島市も対策に苦慮しています。
 ア、駆除を行う市町村への県の支援策はあるのか伺います。
 次に(2)、野生鳥獣肉(ジビエ)、つまり駆除・捕獲したイノシシやクジャクの肉の活用についてですが、ア、野生鳥獣肉(ジビエ)の利用推進について、市町村への県の支援策はあるのか伺います。
 次に7、宮古における希少野生動植物種について伺います。
 (1)、多良間島で新種の甲殻類が発見され「タラマメアミ」と命名されました。陸域の洞窟地下水域からの発見は国内初とのことです。極めて希少種です。県としての調査協力等について伺います。
 次に(2)、伊良部島においてジュゴンのはみ跡と見られる痕跡が確認されたとのことです。ジュゴンは国内では沖縄の海域だけに生息し、国指定の天然記念物、絶滅危惧種そして国際希少野生動植物種です。県としての調査協力等について伺います。
 次に9、那覇空港の陥没について。
 那覇空港の第1滑走路と第2滑走路を結ぶ連結誘導路の緑地帯で8か所の陥没や空洞が見つかったとのことです。原因は防砂シートの劣化だということですが、劣化の原因は究明されたのか伺います。
 次に11、我が会派の代表質問との関連について。
 瑞慶覧功議員の4、ワシントン事務所の駐在員活動についてに関連して質問を行います。
 今年の卒業式もそうですが、県民が静かな一日を願う、地域にとって特別な日である慰霊の日や入試、入学式、卒業式には飛行しないよう米軍に求めてもそれを無視して訓練を行うのは、人権を無視する行為であり断じて許せません。こうした行為について、ワシントン事務所は米国民、米国世論にどのように周知しているのか伺います。
 以上、答弁を聞いて再質問します。
○議長(赤嶺 昇) 玉城知事。
   〔知事 玉城デニー君登壇〕
○知事(玉城デニー) 國仲昌二議員の御質問にお答えいたします。
 新型コロナウイルス感染症についての御質問の中の1の(3)、離島でのワクチン接種の取組についてお答えいたします。
 島嶼県である沖縄県においては、離島、特に小規模離島での接種体制の構築が重要であると考えており、私からそのような状況について、新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣である河野大臣にも電話で直接お伝えしたところです。ワクチン保存に必要なディープフリーザーにつきましては、宮古島及び石垣島は設置済みであり、住民接種開始前にはその他全ての離島町村に対しても設置されることとなっております。特に小規模離島につきましては、クラスター対策及び医療崩壊を防ぐために、高齢者と高齢者施設等の従事者やその他の住民の接種を同時期に行うなど、地域の実情に合わせた柔軟な対応ができるよう国と調整を図っているところです。
 沖縄県としましては、コロナ対策の切り札となるワクチン接種が円滑に進められるよう、市町村及び医師会をはじめ関係医療団体と連携し、万全な体制で取り組んでまいります。
 その他の御質問につきましては、部局長から答弁をさせていただきます。
○議長(赤嶺 昇) 保健医療部長。
   〔保健医療部長 大城玲子さん登壇〕
○保健医療部長(大城玲子) 1、新型コロナウイルス感染症についての御質問の中の(1)、空港等での水際対策についてお答えいたします。
 国や各自治体独自の緊急事態宣言の発令及び県内の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、県では県外からの来訪者に対し、事前の検査を推奨しているところであります。しかしながら、やむを得ず検査を受けられない場合は、那覇空港において希望者のPCR検査を実施しております。また、那覇空港から離島へ向かう方も対象者としたところです。
 同じく1の(4)、民間の格安なPCR検査についてお答えいたします。
 民間の検査機関により、自費で受けることができるPCR検査事業が展開されており、広く希望者が検査を受検できるようになっております。ただし、検査結果については、医療機関と提携し届出や療養につなげることができる検査のほか、リスクの有無のみを伝える検査もあり、再度の受診や検査が必要になる場合もあります。陽性時には、適切に入院や療養につなげることが感染拡大の防止のために必要なことであるため、県としましては、陽性となった場合は確実に医療機関へつなげるよう検査センター等へ要請するとともに、県民の皆様には、検査の内容をよく御確認の上、検査を受検してもらいたいと考えております。
 次に2、コロナ禍における経済対策についての御質問の中の(2)、GoToトラベルの感染拡大への影響についてお答えいたします。
 県では、他県からの来訪者、県民の往来、県外陽性者と県民の接触による感染を移入例として整理しております。11月までは、移入例を原因とする感染は3%程度でしたが、12月に入って首都圏をはじめとする大都市での感染拡大に伴い、移入例を原因とする感染が約10%まで上昇しました。感染拡大地域との往来は、本県の感染拡大の要因の一つであると考えておりますが、GoToトラベル事業の影響について詳細に分析することは困難であります。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 病院事業局長。
   〔病院事業局長 我那覇 仁君登壇〕
○病院事業局長(我那覇 仁) 1、新型コロナウイルス感染症についての御質問の中の(2)、宮古病院のコロナ対応についてお答えいたします。
 令和3年1月、宮古地域で新型コロナ患者が急増した際、宮古病院は最大61床を確保し、予定手術を延期する等コロナ診療に対応しました。また、高齢者施設でクラスターが発生し、医療提供体制が逼迫したことから、1月27日から2月7日までの間、一般外来を休止しましたが、現在は再開しております。
 病院事業局では、県立及び県立以外の医療機関の協力を得て、医師、看護師等の派遣及び医療資機材の提供等感染終息を支援しました。今後も関係機関と連携し、離島の医療提供体制を維持してまいります。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 商工労働部長。
   〔商工労働部長 嘉数 登君登壇〕
○商工労働部長(嘉数 登) 2、コロナ禍における経済対策についての御質問の中の(1)、協力金の対象外業種への支援についてお答えいたします。
 国や県独自の緊急事態宣言による経済的影響は、宿泊業をはじめ様々な分野に及んでいます。こうした県内事業者への支援を行うため、県では、国に対し国の緊急事態宣言地域と同等の支援を行うことなどの要請を行い、併せて他の都道府県と連携し、全国知事会等を通じて同様の要請を繰り返し行ってきたところです。その結果、3月8日から受付開始予定の国の一時支援金について、県内でも旅客運送事業者、宿泊事業者、土産物小売店、旅行代理店、イベント事業者等が対象となり得ることとなったことから、県としても国及び市町村等と連携を図りながら、これらの事業者への周知及び活用に向けた県独自の相談、サポート体制の整備に向け調整を進めております。
 なお、昨年12月以降の時短要請に係る協力金は、国の臨時交付金の協力要請推進枠の活用を前提としておりますが、これは会食等による感染拡大リスクを徹底的に抑えることを目的として時短要請対象が飲食店等に限定されております。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 教育長。
   〔教育長 金城弘昌君登壇〕
○教育長(金城弘昌) 3、教育行政についての御質問の中の(1)、人事評価制度についてお答えします。
 公立学校においては、平成28年度より地方公務員法に基づき人事評価を実施しております。公正公平な人事評価を円滑に実施するためには、評価者及び被評価者の制度に対する理解が必要と考えております。
 県教育委員会としましては、引き続き研修の充実等を図り、制度に対する理解の促進に努めてまいります。
 同じく(2)、文部科学省の今年度補正予算についてお答えします。
 県教育委員会においては、文部科学省の今年度補正予算を活用して、学校現場における新型コロナウイルス感染症対策に要する経費や、学びの保障のためのオンライン学習環境整備に要する経費など、今年度補正予算及び令和3年度当初予算において計19事業、総額約38億円の予算を計上しております。また、市町村においては、それぞれの状況に応じて必要な予算を計上しているものと認識しております。
 同じく(3)、伊良部高校の跡地利用についてお答えします。
 伊良部高校の跡地については、昨年度及び今年度、教育庁各課、県各部局、宮古島市へ跡地及び施設の利活用について照会を行っているところであります。
 県教育委員会としましては、伊良部高校の跡利用については地元に寄与できる利用の在り方が望ましいと考えており、宮古島市の意向も確認しながら検討していきたいと考えております。
 次に5、宮古馬の保全についての御質問にお答えします。
 県教育委員会では、県指定天然記念物宮古馬の保存に向け、これまで宮古馬保存計画策定委員会に参加し、今後の保存活用などに向けた計画の策定に関わってまいりました。現在、宮古島市教育委員会では、宮古馬保存環境整備事業として県の補助も受け、飼育施設の整備を進めており、令和2年度末までの柵の設置を完了する予定としております。
 県教育委員会としましても、引き続き宮古島市教育委員会が行う宮古馬の保存と活用に向けて協力してまいります。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 文化観光スポーツ部長。
   〔文化観光スポーツ部長 渡久地一浩君登壇〕
○文化観光スポーツ部長(渡久地一浩) 4、ワーケーション事業についての(1)、ワーケーション推進事業についてお答えいたします。
 ウイズコロナ時代においては、滞在日数の延伸及び観光客の来訪時期、地域の分散を目的に、県の新たな観光ツールとしてワーケーションの確立、誘致促進と認知拡大を図る必要があります。今年度の取組としては、ニーズ調査、離島を含む県内各地域ごとの特性を生かした沖縄ならではのモデルプランの造成、モニターツアー、プロモーションを実施しております。次年度は、造成したモデルプランを活用して関係者やメディアを招聘するなど、ワーケーションの誘致促進につなげたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 農林水産部長。
   〔農林水産部長 長嶺 豊君登壇〕
○農林水産部長(長嶺 豊) 6、宮古島における農作物被害対策についての御質問の中の(1)のア、イノシシやクジャクの駆除を行う市町村への支援策についてお答えします。
 農作物等の鳥獣被害防止対策については、関係団体で構成する市町村協議会等を設置し、鳥獣被害防止総合対策事業において総合的に支援をしているところであります。具体的には、1、市町村協議会等が主体となった銃器・捕獲箱によるイノシシ等の有害鳥獣捕獲、2、カラスやクジャク等の捕獲頭数に応じた助成などを実施しております。
 県としましては、今後とも関係機関と連携し、鳥獣被害防止対策に取り組んでまいります。
 同じく(2)のア、ジビエの利用促進に対する市町村への支援策についてお答えします。
 農作物等に被害を及ぼすイノシシ等の駆除対策強化を図るため、国の鳥獣被害防止総合対策交付金等において、ジビエ利用促進に関する支援が可能であります。具体的な支援内容として、1、ジビエ処理加工施設の整備、2、ジビエ処理加工等の技術者育成、3、ジビエ消費拡大を図るための流通業者との連携による販売促進などがあります。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 環境部長。
   〔環境部長 松田 了君登壇〕
○環境部長(松田 了) 7、宮古における希少野生動植物種についての(1)、多良間島で確認された新種の甲殻類についてお答えします。
 沖縄県立芸術大学と京都大学は、日本学術振興会の助成を受けて行った共同研究で、多良間島の洞窟地下水域から小型甲殻類の新種を発見し、発見地である多良間島にちなみ「タラマメアミ」と命名の上、学術誌に発表しております。
 県が調査を行った専門家に話を伺ったところ、調査費の支援や発見現場の保護について助言等があったことから今後、対応を検討してまいります。
 同じく7の(2)、ジュゴンの調査についてお答えします。
 ジュゴンの生息調査については、沖縄島周辺を県が、主に先島地域を環境省が実施しております。伊良部島については、漁業者の目撃情報を受け県と環境省で調整し、環境省が令和2年2月から3月にかけて緊急調査を行っております。その結果、ジュゴンのはみ跡と見られる痕跡が確認されたことから、本年度も環境省において調査が進められております。
 県では、引き続き環境省と連携し、ジュゴンの調査に取り組んでまいります。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 企画部長。
   〔企画部長 宮城 力君登壇〕
○企画部長(宮城 力) 9、那覇空港での陥没、防砂シートの劣化原因についてお答えいたします。
 沖縄総合事務局によりますと、防砂シートが捨石や海砂、海水の影響を受けてアルカリ性を示し、その環境下で加水分解によるシートの強度低下が生じた可能性が高いとしております。一方で、これほど短期間で強度低下が起きた原因は明らかとなっていないとして、販売元の協力を得ながら原因究明を続けるとしております。
 現在、航空機の発着に支障は生じておりませんが、安心・安全の観点から、県は引き続き動向を注視してまいります。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 知事公室長。
   〔知事公室長 金城 賢君登壇〕
○知事公室長(金城 賢) 11、我が会派の代表質問との関連についての(1)、米軍の運用とワシントン駐在の活動についてお答えいたします。
 米軍が2月5日の午後6時から9日午前までの間、スーパーボウルを理由に普天間飛行場の滑走路の運用を止めていたことについては報道で承知しております。一方、嘉手納飛行場及び普天間飛行場における航空機騒音規制措置については、定められた時間を超えても飛行が行われる状態となっており、地域住民の生活環境に深刻な影響を与えております。このためワシントン駐在は、連邦議会議員補佐官とのオンライン面談や米国内の大学での講話等において、普天間第二小学校のヘリ窓枠落下事故等の写真を提示するなど具体的な説明を行い、沖縄の米軍基地問題についての理解を求めております。
 今後もワシントン駐在を活用し、沖縄の基地問題に関する情報収集・情報発信に取り組みたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 國仲昌二君。
○國仲 昌二 休憩お願いします。
○議長(赤嶺 昇) 休憩いたします。
   午後5時21分休憩
   午後5時22分再開
○議長(赤嶺 昇) 再開いたします。
○國仲 昌二 それでは再質問いたします。
 那覇空港のPCR検査の関連で、離島空港でPCR検査というのを実施する考えなのか。
 もう一つは、那覇空港から離島行きの検査をするということですけれども、検査の対象者の範囲はどういうふうになっているのか伺います。
○議長(赤嶺 昇) 休憩いたします。
   午後5時24分休憩
   午後5時24分再開
○議長(赤嶺 昇) 再開いたします。
 保健医療部長。
○保健医療部長(大城玲子) まず、那覇空港から離島空港へ向かう方々も今回対象にするということですが、特に対象者は県民であることとは限っておりませんで、県民も県外から来る方も離島空港へ向かう方は対象になります。
 あと離島空港でのPCR検査の同じような検査の方法については、現在離島のほうに検査所がないということもありまして、課題はまだございまして、実施は今のところ検討中というところでございます。
○議長(赤嶺 昇) 國仲昌二君。
○國仲 昌二 ありがとうございます。
 次、宮古病院についてということなんですけれども、先ほど私はお話ししましたが、宮古病院の入院病床が逼迫してどうしようもなかったというのを説明したんですけれども、ある施設でクラスターが発生したんです。宮古病院などの入院病床が逼迫したためにその施設内にとどまって療養を実施することになったということですけれども、本当に大変だったといいます。その施設、入所者53名中31名が陽性になって、職員も14名感染ということで、ほかの職員の中には濃厚接触者もいたんですけれども、勤務を継続しないといけないというような苛酷な状況に追い込まれまして、さらには濃厚接触者ということで家にも帰れない状況になったということです。その後自衛隊等の応援派遣があって、どうにか終息に向かいましたけれども、職員はその後もしばらくお家にも帰れないと。さらに入所者が亡くなったことなどもあって、かなり精神的に追い込まれているという話です。
 やっぱりそういうふうに基幹病院が満床になるくらい感染者が増えると大変なことになるんですけれども、こういった施設、大変な状態にあるこの職員たちに県としての何らかの支援策というのはないのかどうかをちょっと伺います。
○議長(赤嶺 昇) 休憩いたします。
   午後5時27分休憩
   午後5時27分再開
○議長(赤嶺 昇) 再開いたします。
 保健医療部長。
○保健医療部長(大城玲子) 宮古島市の状況は非常に厳しい状況でございました。そういった場合の例えば看護師さん、お医者さんなどなかなか家には戻れないという場合を想定しまして、県としましては、そういう方々が家に帰らずホテルで宿泊するというところに対する支援については、事業化をして行っているところでございます。
 そのほかの精神的な負担につきましても、メンタルの相談ができるような体制を取っているところでございます。
○議長(赤嶺 昇) 國仲昌二君。
○國仲 昌二 この場合も精神的な支援、ぜひ対応していただきたいと思います。
 次はコロナ禍における経済対策で、先ほど部長のほうから答弁ありました。知事会から国のほうに要請して、支援金の対象が拡充されたということで、ただやっぱりまだまだ支援を必要としながらも対象となっていない事業者も多いと思いますので、今後とも全国知事会等からもっと強く国のほうへ要請していただきたいということを要望したいと思います。
 次、GoToトラベル事業ですけれども、これについては全国知事会から地域の実情を踏まえて、段階的に再開するなど適切かつ弾力的に運用することと要請したというお話でした。国のほうの反応といいますか、考えといいますか、その辺についてはどう把握しているんでしょうか。
 教えてください。
○議長(赤嶺 昇) 文化観光スポーツ部長。
○文化観光スポーツ部長(渡久地一浩) 議員がおっしゃいました全国知事会のほうから感染状況など地域の実情を踏まえたGoToの段階的な再開等の要望ということを受けて、政府ではステージ2以下の地域における県内の観光振興や感染が広がっていない地域に限定した再開などを検討しているといった報道はございますけれども、正式な発表というものは現時点ではございませんで、再開について感染状況等見ながら引き続き慎重に検討をしているものと認識をしているところでございます。
○議長(赤嶺 昇) 國仲昌二君。
○國仲 昌二 GoToトラベル、先ほどからもお話があるように、本当大変な状況であるというのは御承知のとおりだと思います。GoToトラベルに代わって県独自で事業を行っているとは言っていますけれども、やっぱりどうしても財政的に限界があるということだと思うんですよね。ですから、これも知事会等通してもっともっと強い要請をしていただきたいと思います。
 休憩お願いします。
○議長(赤嶺 昇) 休憩いたします。
   午後5時30分休憩
   午後5時30分再開
○議長(赤嶺 昇) 再開いたします。
○國仲 昌二 次は、人事評価制度についてですが、教育長は制度の理解は大事だということでそういう理解を深めていきたいということですけれども、人事評価制度の狙いというのは、2つあるということで、1つ目が能力・実績に基づいて人事管理を徹底してより高い能力を持った職員の育成、2つ目が組織全体の士気を高揚して仕事の能率を向上させると。ところが、学校現場の声を聞くと、国の狙いとは別の方向に進んでいるような感じがします。人事評価制度の調査結果では、例えば、この人事評価の必要性を理解している人でさえも、評価者が主観的に評価する危険性が拭えない。あるいは、評価者が適切に評価しているという点は疑問、というような指摘があります。
 また、人事評価制度の導入によって、評価や賃金に差が出てひがみ妬みが増え、職員間の協働体制や信頼関係が薄れた。評価される立場で正当な意見が管理者に言えない。これが現場の意見なんです。
 人事評価制度の導入では職場が活性化するのはあり得ないというような厳しい声もあります。そういった現場の声があるんですけれども、教育委員会としてはどう受け止めて今後どう取り組んでいくのかを伺います。
 よろしくお願いします。
○議長(赤嶺 昇) 教育長。
○教育長(金城弘昌) お答えいたします。
 人事評価は平成28年度から地公法に基づいて実施をしているということは先ほど答弁させていただきました。答弁の中でも、やはり人事評価というのは、公平公正な人事評価を行うためには、評価する側、評価される側がその制度に対してしっかり理解をしないといけないというところが重要だと思っています。そのためにはやはり、ちゃんとした研修が必要だと思いまして、評価者への研修、悉皆の研修をやっております。それ以外にも新任の評価者、新たに管理職等になった者に対して研修をするということもやっています。
 また、併せて今年度からやはり評価される側もしっかり制度の理解が必要だと思っておりますので、まず初任研とか5年、10年、15年研といったところで、この人事評価制度について研修をいたしまして、いわゆる双方がしっかりその人事評価制度の狙い、目的を達成できるように研修で中身を充実していきたいと。あわせて様々な声がございますので、これはやはり苦情処理のような仕組みも準備しておりますので、そういったものもしっかりやりながら、一方でまた職員団体等の話合いもありますので、そこからもしっかり声を聞きたいと思っています。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 國仲昌二君。
○國仲 昌二 平成28年度からですから、もう4年ですね。なかなか理解が深まらないという話ですけれども、現場はかなり厳しい反応があります。例えば、人事評価制度の狙いとして、人事評価の導入により「資質能力が向上したか」ということで、「はい」と答えたのは6.3%。「職場は活性化しましたか」では「はい」が1.4%。評価する側、評価される側、その制度の理解が進んでないということもありますけれども、中には人事評価によっては年間25万円の所得の差が生じる場合もあると言われているんですね。これ制度的な問題なのか、あるいは運用の問題なのかというのはちょっと私分かりませんけれども、学校現場の声をしっかり聞いてコミュニケーションを取りながら課題解決にしっかり取り組んでいただきたいということを希望します。
 次は、宮古馬についてです。
 先ほど答弁ありましたように、今年度から来年度にかけて飼育施設の整備を県の補助金で行っているということで、ありがとうございます。
 宮古馬、実は45年ほど前、絶滅の危機とマスコミが報道したことで行政を中心に保存の機運が高まって進み出したということで、現在ようやく49頭まで増えましたけれども、その種の保存というのに関しては最低100頭は必要だと、まだ道半ばというところです。
 どういうふうに保存に取り組んでいるかといいますと、宮古馬を管理していただける方に市が委託料を支払って飼育をお願いすることでやっているんですけれども、この飼育したものの飼料代、いわゆる餌代が全く足りないということで、馬を市に返還するという事態も起きております。そういったことから、宮古島市も頑張って委託の見直しを進めて、現在では委託料を2倍以上に引き上げたということですけれども、飼料代が1日1頭当たり200円ちょっとしか出ない、依然厳しい状況であるということで、県の天然記念物である宮古馬の保存状況について、県として財政支援はできないものかお伺いします。
○議長(赤嶺 昇) 教育長。
○教育長(金城弘昌) お答えいたします。
 先ほども答弁で申し上げましたけれども、県としましては、令和2年度は宮古馬保存環境整備事業ということで173万2000円の補助をしているところでございます。次年度もこの主要施設の整備に向けた補助を計上しているところでございまして、議員御指摘もございますが、県としましても、宮古島市教育委員会としっかり連携しながら取組を進めていきたいと考えています。
 以上でございます。
○議長(赤嶺 昇) 國仲昌二君。
○國仲 昌二 次は、伊良部高校の跡地利用です。
 この伊良部地域というのは、近年建設ラッシュで海岸線にはホテルが建ち並び、あの宇宙港開発で注目をされている下地島空港もあるポテンシャルの高い地域ですね。伊良部高校跡地の活用についても宮古島市民の関心は高いので、しっかり宮古島市と協力して取り組んでいただきたいと思います。
 休憩。
○議長(赤嶺 昇) 休憩いたします。
   午後5時38分休憩
   午後5時38分再開
○議長(赤嶺 昇) 再開いたします。
○國仲 昌二 最後に、那覇空港の陥没についてですけれども、今のところ安全面で支障はないということですけれども、いつ何どき大事故につながるか分からないということで、特に空港を頻繁に利用している離島住民にとっては、不安あるいは心配があります。早急にその原因を究明して事故防止策をしっかりと徹底するようにお願いして、私の一般質問を終わります。
 ありがとうございました。

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